福岡市内の老舗フリーペーパー月刊SKIPは今年で23年目。福岡の女性を美しく元気に輝かせる情報を発信していきます。

マザールーフ誕生物語 なぜ編集部が作ったのかVol.2後編

マザールーフ

保護した命だから大切に しかし、突然病気が発症することも

 マザールーフの広報活動をスタートさせ、編集部のスタッフを中心に頑張り始めました。
 保護した犬たちは、少しずつ増えていきました。
ハナそんな中で、公園に捨てられている犬がいると連絡が来て保護したのがハナです。
ハナは制服を着た男の人を怖がります。
それは動物愛護センターの人に何度も捕獲されそうになって逃げていたからです。
保護するために1ヵ月間毎日ご飯をあげ続けて、やっとの思いで保護したのです。
そんなハナは、まだ生後6ヵ月ぐらいのミックス犬で、お腹には避妊手術の跡の糸がありました。

 マザールーフでは保護したらすぐ動物病院へ行き、病気がないかの検査をし、ワクチンをして先住犬たちと一緒にします。
それが犬たちを守るためのルールです。
 そんなハナが突然病気を発症したのです。それも脊髄の癌だったのです。
日本でも症例が少ないと言われました。(ハナの手術の話はまた紹介することにします。)

 他にも、高齢犬の腎臓や前庭疾患の発症や、レイちゃんやラブちゃんのフィラリアなどです。心臓肥大や癌になったりなど多くの病気にもかかったりしました。
看病も大変でしたし、治療費用も大変でした。
本当に大変なのは、病気の犬たちの介護です。寝たきり、食事、排せつ…驚くほどありますが、スタッフ皆頑張りました。
寄付もいただきましたが、とても足りる金額ではありませんでした。

 犬を保護したり、子猫を引き取ったりするのは、本当に大変なことです。
しかし、せっかく生まれてきた命を大切にして、最後まで全うさせてやりたいという思いが、マザールーフの願いでもあります。

マザールーフの犬たち Vol.2

「噛みつくからいらない」と言われたヨークシャーテリアのラッキー ラッキー出会い 動物愛護センターから引き取られ、一旦は里親さん宅で暮らしていたラッキー。
かなりの高齢のためか分別がつかず、ついつい人に噛みついてしまうという理由で、里親さん宅を離れマザールーフにやって来ました。
それから 目は見えず、耳も聞こえず、クルクルと歩き回ることも多かったラッキーですが、毎日散歩に行き、ごはんもしっかり食べて、元気にシニアライフを過ごしました。
最期はスタッフの腕に抱かれ、眠るように穏やかに息を引き取りました。

 

 

寄付のお願い
犬たちが高齢になっていますので医療費が高額になっています。持病を持っている犬なども多くなりました。自分たちだけの金額では足りなくなっています。ぜひ、医療費としての寄付をお願いします。

郵便振替
 振替口座番号 01730-0-108697   口座名:「マザールーフ」事務局

銀行振込
 福岡銀行 本店営業部 普通 5073780   口座名:マザールーフ 代表 原田敦子

 

 

 

 

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