毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと17年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!
アーカイブ 徒然ぐせ vol.8
桜が散る頃にテリーがセラピードッグの訓練にトレーニングプラザへ出発した。
スタッフ一同ちょっと寂しい気分になっていたが、今度は猫がやって来た。休んでいる暇は無いのか!と思ってしまうくらいだが、まだ目が開いていないチビなのだ。ヘソの緒が付いていた。そして、翌日はもう一匹レスキューして来た。二匹目は少し大きい(大きいと言っても目がまだ見えていない)。
編集部はワンワンと言う鳴き声からニャオニャオという鳴き声に変わってしまった。この猫たちは、小さいが声はでかい。声がでかいと言うことは元気がいいのだと、毎日ドキドキしながらお世話をしている。チビ猫たちは2時間おきにミルクを飲むのだ。続いてオシッコ。もう大変。
しかし、可愛い。まるで天使だ。
レスキューした翌日大雨が降った。レスキュー隊長Kとホッとした。後1時間遅かったら死んでいたかも知れない。
こんな猫や犬がまだたくさんいるんだろうと胸が痛い。
でも、編集部も私も限りがあるどうしたらいいんだろう。と胸が痛い毎日です。2003年6月号
●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)