福岡市内の老舗フリーペーパー月刊SKIPは今年で23年目。福岡の女性を美しく元気に輝かせる情報を発信していきます。

アーカイブ 徒然ぐせ vol.12

徒然ぐせ

毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと17年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!

エッセイ,編集長,徒然,犬,ドライブ,男の子,女の子アーカイブ 徒然ぐせ vol.12

 サニーが学校に通うことになった。でも、学校を決めるのが難しい。他の皆さんはどんな基準で学校を決めているのか聞いて回った。どんなところが良いのか。どんな訓練をしてくれるのか、どんなところに眠るのか、心配ばかりが広がってくる。まず、学校を下見に行って、ケンネルを見せてくれるかどうか。次に、先生と、スタッフはどんな人なのか。動物に対する考え方がどうなのか。衛生管理はどうなのか。学校から帰ってきてからはどうなのか。知り合いが通ったことがあるという知人を訪ねて聞いてみる。そして、学校に電話をして聞いてみる。親切に質問について教えてくれる先生、嫌な声で答える先生とさまざまだ。家族を預けるのは、一大決心なのだ!預ける私達に安心を与えてくれなきゃいけないと思うんです、学校関係者の皆さん!

 そんな中で、サニーのことを大切に思ってくださる学校に出会った。先生に事情を話すと、「サニーくんもこれからまだまだ生きていかなきゃならないし、みんなに愛されて、犬同士も仲良くコミュニケーションがとれるようにならなきゃいけないでしょう。接し方を教えないといけませんね。厳しい思いをして生きてきたのだと思いますから、なかなか難しいとは思いますがやってみましょう。サニーくんがうまく人間ともコミュニケーションがとれるようになったら、私たちも大きな喜びを感じます。」と言ってくださった。嬉しかった。

 サニーとこれから長く一緒に生きていこうと思っているので、先生に優しさと厳しさを教わる行動訓練で、楽しい時間を共有できるようになりたいと思う今日この頃です。エッセイ,編集長,徒然,保護,犬,トレーニング,学校2003年10月号

 

●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)

ランキング