福岡市内の老舗フリーペーパー月刊SKIPは今年で23年目。福岡の女性を美しく元気に輝かせる情報を発信していきます。

アーカイブ 徒然ぐせ vol.19

徒然ぐせ

毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと17年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!

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もともと動物好きだった私が大人になって、自分の責任で犬を飼うようになったのはメリールーがやって来てからだった。そして、動物を保護し始めたのはピースを平和台で保護してからだ。
ピースを保護するに当たっては、最初は平和台跡に突然現れたピースを見つけたことから始まった。3ヵ月見ていて、もう危ない、捕獲されるのは時間の問題だと感じたから保護したのだ。そのピースが現在、セラピードッグとなって活躍をしているだけでも嬉しく思っているのに、今度は映画に出演した。それも主役でだ。タレント犬でもないピースが自然な演技で、監督や映画関係者のみなさんから絶賛を受けながら出演をしている。何だか、スゴイ!ことが起こっている。運が強い犬だったんだ。

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映画「犬と歩けば チロリとタムラ」のポスター

「犬と歩けば チロリとタムラ」という映画だ。主演はココリコの田中さんと女優のりょうさんだ。ピースは情けない雰囲気を全面に出して、情けない田中さんと演技をしている。笑いあり、ペーソスありの淡々としたほのぼの映画だ。嬉しいことは重なるもので、この映画がデジタル映画祭の奨励賞を受賞した。本当に嬉しい!保護して3ヵ月、毎日会社に来ていたピース。

そして、一緒に出演したチロリの本がでた。もちろんピースも登場している本「名犬チロリ セラピードッグが「奇跡」を起こす」だ。好評発売中で、読んだ私はチロリ(通称チロちゃん)の生い立ちがわかったし、チロリの頑張りが心をうった。チロリはいつも闘っていた。何だか私も、もっと頑張ろうという気持ちになった。
今、保護されても行くところがない動物たちがいっぱいいる現実。飼えなくなって行くところの無い動物がいっぱいいる現実。電話で相談を受けても引き受けられない自分がいる。チロリが闘って今を生きている現実が私を後押ししてくれているような気になっている。絶対に、命を救えるようになろう。そして、その動物たちと一緒に、苦しんでいる子ども達や老人達が安らげるような施設を作れるようになろう!と決心が新たになったこの頃だ!

2004年4月20発行 5月号

●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。

このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)

今月のサニーくん

サニーくんが家にきてもう1年9ヵ月になり、訓練に行って6ヵ月です。訓練の先生はやっぱりすごくて、今回の訓練で「待て」を私が指示しても、待つことが出来るようになっていました。一緒に行ったスタッフKのことが気になって、走って行きたいのに我慢ができるようになっているのです。先生から「もうそろそろ自宅に帰って良いですよ」と言われました。サニーが帰ってくると大変なことも多くなると思いますが、嬉しいこともその倍になる。一緒に走ったり、遊んだりできるお家を用意できるのがもう少しだから、勉強して待っててねサニーくん。マザー,ルーフ,福岡,保護,訓練,学校,サニー,犬

 

 

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