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アーカイブ 徒然ぐせ vol.33

徒然ぐせ

毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと17年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!

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 毎日3匹の子犬たちと格闘をしている。子犬を育てるのはメリールー以来だ。しかも、2ヵ月足らずなのでメリールーの時より小さい。まだミルクと離乳食だ。手がかかる。朝は5時に起きて、オシッコとウンチの掃除から始まり、ミルクとご飯。子犬達の部屋に入るとお腹が空いたと足は噛むし、手は噛むしという状態になる。動く物をおもちゃと思って狙ってくるのだ。久しぶりにあまがみに応戦したが痛いのなんの。涙が出てくる。
 おまけに出勤となると、もっとスゴイのだ!背中に1匹を背負い、肩のバッグに1匹を入れ、自転車の前のカゴにゲージ(バッグのようなカゴ)を乗せもう1匹を入れて走る。恐ろしいスタイルで会社に出勤してくる。その姿を鏡で見たら、自分でも驚くスタイルだ!!カッコつけてた昔が懐かしい!編集部のスタッフは、その姿を見て、まるで曲芸師のようだという。しかし、子犬たちは日に日に重くなり肩に食い込んでくる。朝から疲れて、会社では使い物にならないようになっている。夕方くらいになると、もう眠くなるのだ。なんだかフラフラしてしまう。
 でも、働かないといけないと自分を叱咤激励しながら日々を送っていたら、子犬たちは優しい里親さんが迎えに来てくださった。嬉しかった。
 しかし幸せと笑顔を人間に与えるためにやって来た子犬たちには幸せになってもらいたいから、私もスタッフも里親さんには要望が厳しい。「外飼いはしないで、家の中で家族として迎え入れてください。」という絶対条件でお願いをした。皆さん快く引き受けてくださった。新しい家族に迎えられニコニコした顔で行く子犬たちに寂しさを感じたのは私とスタッフ達でした。

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2005年6月20日発行 7月号

●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。

このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)

今月のメリールーとストーン

せっかく痩せたメリールーが目を盗んでは鍋から野菜を食べている。
なんと重たい鍋を口でくわえて下におろして鍋一杯の野菜を食べているのだ。
お見事!と言うしかないほど上手いのだ。
でも、また太ったらどうしようと悩んでしまう日々だ。エッセイ,編集長,徒然,犯行現場,盗み食い,フラットコーテッド,メリールー

 

 

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