毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと17年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!
アーカイブ 徒然ぐせ vol.45
いよいよ来るときが来たという気分だ。犬を会社で飼わないでくださいと言われた。飼っているつもりはないのだ。自分の家を買って犬達を連れて帰るようにしたいのだ。その時までの一時しのぎだと思っていた。犬達の安住の地を探しているのだ。(もちろん、里親さんを探してファミリードッグとして迎入れていただくのが最も嬉しいことではある。これが難しいのだ)
しかし、探しても探しても出会いがないのだ。私がお願いしている不動産屋さんに言わせれば「注文が多すぎる」らしい。中央区でなければいけないし、広くないといけない。もちろん割安でなければいけない。環境が良くないといけない。散歩ができる緑のあるところでなければいけない。できれば、1階を動物関係のお店にしたい、そして2階を住居にと願っています。これは1石2鳥を狙ってのことなのだ。現在、事務所では犬の世話が大変で、仕事にならないようになってきていることがあるので、ショップをすればショップのスタッフが犬達の世話をしてくれるというのを狙っている、などを含んでのことなのだ。
しかし、世間はそう甘くない。この2年間探しているが出会えない。でも、諦めるわけにはいかない。粘って粘って、不動産屋さんからはワガママと言われても信念を曲げずに探してもらっている。しかし、いよいよお尻に火がついたような気分になってきた。大家さんから犬についてのことを言われたのは初めてで、今まで無かったことなのだ。
どうにかしなければいけない。本気モードに突入してきた。可能性があるといわれるものにはすぐ行動して見に行く。必ずこの数ヶ月で見つけるぞ!居場所がなくなったら仕事も動物も守ることができなくなるから。私は運が強いのだと自分に言い聞かせながら物件探しに日々走り回っている。小さな情報も見逃さないようにしている。近い日に、新しい家にみんなと一緒に住める日を夢見て現在全力疾走中です。
2006年6月20日発行 7月号
●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)
今月のメリールー
ルーちゃんは疲れの限界に近づいてきているようだ。会社に来始めて昼寝ができなくなっている。眠りが足りないのでストレスになってきているようだ。おやつの要求が多くなり太ってしまった。病院で太りすぎです、と言われ現在さらなるダイエットに突入。メリールーの苦難の日々が続いている。