福岡市内の老舗フリーペーパー月刊SKIPは今年で23年目。福岡の女性を美しく元気に輝かせる情報を発信していきます。

アーカイブ 徒然ぐせ vol.49

徒然ぐせ

毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと17年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!

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 家が見つかって1ヶ月になる。しかし、犬たちをどう分けるかで悩みが大きくなっている。考えてみると、犬たちは東京と福岡の訓練施設の2チームに別れて行ったりしていて、真剣に考えたら驚くくらいの数がいることに気が付いた。この子たちを全部、新しい家に連れていく事は不可能に近い、と悩んでしまう。じゃ、どの犬とどの犬を組み合わせればいいのかも、悩みの種だ。犬には相性があるので、組み合わせが大切になってくる。部屋だって、バリケンネルだけではなくて、広く自由に出来るスペースをつくるようにしたいと設計の方に依頼すると狭い部屋が更に狭くなる。私の場合、持っている家具が思いのほか大きいのだ。お客さんが来た場合を想定して買ったテーブルやイスが普通の家具より大きい。犬も大きいのでお客も驚いて来ないのだ。おまけに、持っている物も年齢が年齢なので多い。
 
 どうすれば、こんなに多くなった犬も家具も入れるのか。頭を悩ませている。「エーイ、どうせお客も来ないので、犬が入るケンネルを中心にすればいいのだ」と決心するが、じゃ持ってる物はどうする…?と考えたが捨てる気にはなれない。思案のしどころだ。もっと広い家に出来れば良かったが、「それにはお金が無いのだー」と、自問自答しながら苦しんでいるのに、マザールーフに電話がかかってくる。
 
 飼っている犬や猫の飼育放棄の電話だ。わたしゃ、どうすればいいのだ。とくに、高齢の方からの電話は辛い。「高齢になったので飼えないがどうにかならないのか」と問い合わせがくるが、「どうにもならない」と答えるしかない。動物たちはどうなるのか…胸が痛い。どうにかできるようなシステムを構築しなければこの問題は解決できないのだ。

 私は決心した。もっと働いて、田舎の広い土地付きの家を買うのだ。そうしたら、問題のある動物たちを支えることができる。頑張るぞー!とスキッパーとメリールーの幸せそうな寝顔を見ながらストーンくんの写真に誓う日々!

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「ハローウィンマント似合うでしょ。おやつ、おやつ!」 (スキッパー)

2006年10月20日発行 11月号

●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。

このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)

今月の犬たち

エッセイ,編集長,徒然,フラットコーテッド,レトリバー,疲労,ダイエット、肥満
ダイエット真っ最中のメリールー。

我が社にいる犬達が太りすぎている。もちろん、メリールーもだ。何故太るのか?!原因は分かっている。おやつに、食事をやりすぎているのだ。欲しがるからやる、ではなく、決まったスケジュールで食の管理をすることこそ大切なことなのだ。太りすぎは病気の予備軍。
スタッフ一同、要注意で食事制限を実行中。結果は良好です。

 

 

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