毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと17年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!
アーカイブ 徒然ぐせ vol.58
暑くなってきた。動物たちには厳しい季節だ。しかし、私には楽ちんな夏なのだ。毎年、日焼け止めを塗る間もなく朝の散歩に出かけ、真っ黒に日焼けしていたのに今年は散歩に行かなくて良いのだ。国際セラピードッグ協会でトレーナーの勉強をしていたスタッフが帰ってきたから。
何だか気が抜けるような感じだ。もちろんルーちゃんとラブちゃんの散歩はあるが、この2頭の散歩は短いから散歩といえないようなものなのだ。私は、そんな体がなまるような毎日を過ごしているが、我が社のスタッフKはいつもいつも大変なことを見つけては頭を悩ましている。
今度は、子どもの頃に首輪をしたまま捨てられ、今では成長して首輪で首が締め付けられ、食事ができないような猫と針金を巻かれて虐待をうけている猫の保護に頑張っている。彼女の頑張りは、私が見ても凄いと思う。誰でも出来ることではないと尊敬をしてしまう。毎日毎日胸を痛めながら、保護の方法を考え努力をしている彼女をみて、凄いナー、私は何にも応援をしてやっていないと反省する。(もちろんハードな仕事も頑張っている)私はいつも、保護して困ると彼女に救いの手を要求して助けてもらっているのに。今、困っている彼女を助けることをしていない。いけないナー、と思う。何を手伝うのがベストなんだろう。
動物が捨てられたり虐待を受けないように啓蒙活動をもっと努力をする事が大事なんだろうと決意を固めた。しかし、猫も犬も虐待や捨てられたりと、一向に災難は減少しないのが福岡県である。県民性は明るくて全国的に評判が良いにもかかわらず、動物に対するマナーは最悪な県であるのは間違いないのです。私が一人で頑張ってもダメなので、皆さんも一緒に啓蒙活動をお願いします。
2007年7月20日発行 8月号
●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)
今月の犬たち
毎日犬達はトレーニングに励んでいる。少しづつトレーニングを覚えて出来るようになっている。スタッフはお利口になったと喜んでいるがトレーニング担当のスタッフは「まだまだです」と言っている。でも、親バカかもしれないけど、みんなお利口になっています。