毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと17年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!
アーカイブ 徒然ぐせ vol.68
3月にやって来た子犬たちは、スクスク成長して今では3倍くらいの大きさになっています。最初は病院へ行っても、恐怖のあまり脱糞するは、失禁するは、で大変でした。病院の先生や看護士のみなさんにもご迷惑をかけっぱなしで恐縮しましたが、病院のみなさんは優しく、気兼ねをしなくてもいいように心配りをしていただいて「がんばってくださいネ」と言葉をかけてくださるほどです。
しかし、子犬たちの人への恐怖は、並大抵ではなく大変ですが、今やっとトレーニングにはいりました。オス2頭とメス1頭の子犬たちは、ハウスに入ることからのトレーニングです。やっぱり犬はハウスが好きなようで、すぐハウスには入るようになりました。寝るときもハウスが安心なのか、すぐハウスに入って寝るようになっています。身を守る場所との認識はあるようで、1つのハウスに3頭が入り込んだり、2頭が一緒に寝たりと大変ですが、本格的に寝るときは自然と1頭が1つのハウスに入って寝ています。トレーニングはまだまだこれからですが、まず人に馴らすことからで、大変です。今やっとの思いで、知っている人ばかりだと3頭で遊ぶようになっています。でも、1頭だと固まったままで隅に入り込んで出てきません。トレーナーは2人がかりでトレーニングを行っていますが、メスは抱っこされて散歩が出来るところまで来ていますが、オス2頭はまだまだ抱っこは無理です。悪戦苦闘ですが、捕獲された恐怖は徐々に回復していると思うし、信頼を取り戻しているのは事実です。
本来は、無邪気に遊びに夢中になったりして走り回る時期ですが、もう少し時間が必要のようです。トレーナーの二人も、子犬たちが可愛いと愛情を注ぎながら一生懸命トレーニングをしてくれています。今は、「頑張れ子犬たち」と愛情を注いでいる日々ですが、私とスタッフKはこの子たちに優しい里親さんを見つけて送り出すことが任務と誓い合っています。
2008年5月20日発行 6月号
●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)
今月の犬たち
ラブちゃんの下痢がとまりません。抱っこして階段を上り下りするのも辛いけど、ラブちゃんの悲鳴に近い声を聞くのも辛いものがあります。もちろん病院には行きましたし、薬も注射もしました。大腸炎を併発しているらしいのですが、早く回復して欲しいと願っています。頑張ろうねラブちゃん。