福岡市内の老舗フリーペーパー月刊SKIPは今年で23年目。福岡の女性を美しく元気に輝かせる情報を発信していきます。

アーカイブ 徒然ぐせ vol.69

徒然ぐせ

毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと17年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!

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 今年は、春の引っ越しシーズンを1頭も保護することなく無事に通り過ごすことができホッとしていると、左手首が痛くてたまらなくなってきた。一体どうしたんだろうと、病院に行くようにしていたらスキッパー(ミニチュアダックス)が歩けなくなってしまった。顔を見ると、痛くて泣いている。私の経験上、首のヘルニアだと思うが「素人診断はいけない」と病院に行く。レントゲンを撮っても原因はわからないが、この症状の場合、考えられるのは3つで、脳障害、椎間板ヘルニア、重症筋無力症の可能性が高いと獣医師の見解。テンシロンテストの結果、重症筋無力症ではないと判明。脳障害でもないとの判断でヘルニアの治療をした。注射と薬で手術まではしなくていい症状まで快復したので、現在投薬のみの治療をしている。まだまだ予断はできないし、狭いバリケンネルの中ではターンもできないようだ。やっぱりまだ痛いのだろうと可哀相でたまらない。

 動物が病気になるといつも思うのが、「言葉で伝えられないもどかしさがあるだろう。可哀相だなー」ということと、その症状から飼い主が、「何処がどう痛いのか、どうすればいいのか」などを早く理解し、把握する力が必要になるということを痛感する。話すことができない辛さを、飼い主の愛情と注意深さで察知するようにしなければならない。動物の病気は、経験しないと分からないことが多く、対応の早さや違いで死に至ったりします。病気に気づくポイントはなんといっても、注意すること。「いつもと違う」ということが動物たちの最大のSOSなんです。「気が付いたときは死んでいた」なんていうことがないようにしてもらいたいと願うばかりです。病気かも?と思ったら、すぐに動物病院に行くことです。自分の勝手な判断は絶対に止めるようにしてください。早期発見が大事です。

 ところで、私の手首が痛かったのは腱鞘炎だったのです。毎日ラブちゃんを1日3回抱っこして3階から階段で排便琲尿に行っているので腱鞘炎にかかってしまったようです。話には聞いていたが本当に痛い!でも、年上のお姉さま方からは、私たちの仲間に入ったねと言われています(笑)。しかし、私は抱えている犬に老犬が多いので病気になっている場合ではないのだ!早く治して頑張らないと、私の代わりはいないとむち打つ日々です。

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2008年6月20日発行 7月号

●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。

このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)

今月の犬たち

エッセイ,編集長,徒然,病気,保護犬,フィラリア,マザー,ルーフ,福岡ハナちゃんのフィラリアが解消した。フィラリアにかかっても治療をすれば回復するという事実。嬉しいさでいっぱいになりました。ハナちゃんは脊髄にガンが発症して大手術もしています。一つでも病気が回復して、カラダが楽になったことにスタッフ一同大喜びです。

 

 

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