福岡市内の老舗フリーペーパー月刊SKIPは今年で22年目。福岡の女性を美しく元気に輝かせる情報を発信していきます。

アーカイブ 徒然ぐせ vol.79

徒然ぐせ

毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと17年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!

エッセイ,編集長,徒然,保護犬,保護猫,里親,マザールーフアーカイブ 徒然ぐせ vol.79

 突然1本の電話がかかってきました。「犬を引き取りに来て欲しい。」とおばあちゃんからです。「犬を引き取りには行きません。」と言い、どうしたのかと事情を聞くと、おばあちゃんは、自分の家にいた犬を管理センターに連れて行ったが、明日殺処分されるので引き取りに行きたいらしい。何故、管理センターに連れて行くことになったのかと聞けば「自分は体が悪いので散歩に連れて行けない。だから、フリーにして犬だけで外に出していたら近所から苦情がきた。一度は、捨てにも行ったが帰ってきたので困って同居している人が管理センターに連れて行った」と。エーと驚愕しながら今までは誰が散歩に行っていたのか聞いたら、ご主人が散歩に行っていたが亡くなったので散歩に行く人がいないのだという。でも、今まで一緒にいたので可哀想だから引取りに行きたいが世話をする人がいないし、近所から苦情が来る。だから引き取りに来て欲しいのだと。何とかしてあげないと、犬もおばあちゃんも可哀想だと思いながらも、今の状況では引き取ることができないと、話をした。とりあえずおばあちゃんが引き取りに行くことが先決で、その後私たちが里親を探すと話し合いをする。命を大切にすること、今まで愛犬にどんなに癒されたのかを話し、引き取りに行った後、家の中においておくことを確約してもらう。

 私たちは、大急ぎで里親とホストファミリーとして一時預かってくださる家族を探した。そうしている時、おばあちゃんから電話がかかってきた。おばあちゃんも不安なのだ。引き取ってきても自分では思うようにすることができないからだろう。おばあちゃんに、そんな事を言っている場合ではないだろうと、何度も言い伝え引き取りに行ってもらった。その後連絡がないので、どうなっているのか電話連絡をすると、おばあちゃんは、犬との生活を自分なりにできるように考慮して生活をしていた。「一緒にいると楽しいし、ご主人との生活を思い出すので大切にしたい」と嬉しそうに語ってくれた。

 やっぱり、そうなんだ。誰も、自分の愛犬を殺処分したいわけではないのだ。もう一度考え、どうにかできる方法を考えると何とかなるのだ。殺処分した後の人生を悔い悩む人生にせずに生きていけるのです。おばあちゃんは、本当に良かったと思っていらっしゃったのです。私たちも、気持ちが温かくなってきました。

エッセイ,編集長,徒然高齢,飼育放棄,マザー,ルーフ,福岡

2009年4月20日発行 5月号

●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。

このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)

今月の犬たち

エッセイ,編集長,徒然,老犬,保護犬,マザー,ルーフ,仲良し

あいちゃんとジャックは仲良しです。毎日一緒にいるからなのか、あいちゃんは、散歩中にジャックと出会うと元気に走っていきます。この頃、足が弱ってきたと心配ですがまだまだ大丈夫だと思っています。あいちゃん元気でいてよね!頼むよジャック!

 

 

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