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アーカイブ 徒然ぐせ vol.87

徒然ぐせ

毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと17年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!

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 ある日の出来事でした。来客中に電話がかかってきて、スタッフから「犬がいるので困っているそうです。よく話がわかりません」と言って電話を代わることにした。「どうしましたか?」と聞くと「犬が飼えなくなったので里親を探して欲しい」と。「急いで里親さんを探すにしても、あなたの都合に合わせるように簡単には里親は見つかりません。」と事情を聞くと、驚く話を聞かされることになった。なんと、23頭を飼っているのだ。自分の家で23頭も飼っているのか、何故そんなことになったのか、避妊・去勢をしなかったのか、と飼い主としての責任を責める事になってしまった。

 マザールーフでも13頭なのに。その13頭の世話に毎日大変で追い回されている状態なのに1人や2人で23頭の世話をまともにできるわけがない。基本的に、動物を飼う場合は去勢と避妊をきちんとするべきなのです。むやみに動物を増やすのは問題をつくっているのと同じことになるのです。電話の主に、そのことを注意しても問題の解決にはならないのを承知で、ついきつい口調で厳しく注意をしてしまっていました。

 しかし、なんとかしなければいけない。犬たちに罪はないのです。「あなたも知人に里親になってくれる人を探すようにしてください。こちらも関係者の皆さんに連絡をとって連携で探すようにしましょう。」と電話を切ることにした。大変な電話がかかって来た。気が重くなって仕事が手につかない。いったいどういうつもりで子犬をつくるのだろう。そういえば、関西にあるアークの代表のオリバーさんに会ったとき、「避妊と去勢の徹底を図らないと動物の不幸は解決しない。イギリスも昔は動物たちにとって過酷な時代があったが、避妊と去勢を徹底して問題解決をしたのです」と話されていた。そうなのです、こんな悲しい出来事が起こらないためにも去勢と避妊の徹底が必要なのです。

  しかし、今の問題は早急に里親をみつけることです。だれか犬を飼ってもいいという方が知人にいらっしゃらないか探してください。皆で、こんな悲しいことを二度とおこさないようにし、全力で命を救おうではありませんか!

※残り19頭でしたが、皆さんが里親さんを探していただき子犬たちが里親に行っています。しかし、まだまだたくさん里親さんを募集していますのでよろしくお願いします。

エッセイ,編集長,徒然,保護犬,マザー,ルーフ,福岡,多頭飼い,飼育放棄,里親探し2009年12月21日発行 1月号

●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。

このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)

今月の犬たち

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ベリーちゃんが可愛いトリミングをしてもらいました。トイプーにしては大きいと評判のベリーは、元気すぎて他の犬たちからは煙たがられていますが毎日パワー全開で遊んでしまいます。本当に可愛さバツグンのベリーです。

 

 

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