福岡市内の老舗フリーペーパー月刊SKIPは今年で23年目。福岡の女性を美しく元気に輝かせる情報を発信していきます。

アーカイブ 徒然ぐせ vol.100

徒然ぐせ

毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと17年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!

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 今年の正月は、雪や雨に泣かされた。私は毎日、朝6時くらいに起きて、散歩に行く前にお茶などを飲んで、出かける準備をする。冬は、ただでさえ暗いのに、雨の日や雪の日はさらに暗いし寒いし、起きたくないのです。しかし、何があっても毎日散歩には出かけなければいけません。犬たちは、朝の散歩を待っているのです。朝の散歩は気分転換になるし、終わったら美味しい食事がある。皆そんな一日のスタートを心待ちにしているのです。犬たちは散歩と食事が終わるともうおやすみモードに突入します。そんな犬たちを„イイナー"と横目に見ながら次の犬の散歩に出かけるのです。これが毎日のスタートで、寒いから辛いとは言いながらも病気をしなくなりました。これも犬たちのおかげと「犬たちの恩返し」と思うようにしています。犬たちも、今は若い犬から高齢の犬までいますが、皆元気で1年を過ごして欲しいと願っています。

  と思う間もなく、一番小さくて高齢のラッキーがゴホゴホと気管支がおかしい咳をしていたので病院へ行きました。エコー検査とレントゲンを撮ってもらった結果、気管支炎と心臓疾患が見つかりました。気管支炎も起こしているが、管がペチャンコになっている症状もあるとのことです。炎症は薬を飲めば回復できるが、管の回復には薬を一生飲まないといけなくなりました。もちろん心臓も同様で薬を手放せないとのことです。

 ラッキーは、ヨークシャテリアで高齢になって保護され、一度は里親さんに恵まれたのですが噛み癖があったようで戻ってきたのです。戻ってきたラッキーを観察していると、食に対して執着が強く、人間が食べている時などにラッキーを近くに置いていると怖いくらいなのです。次に可愛がられすぎて触りすぎるのは気に障るようなのです。自分勝手に過ごすのが好きな性格のようでした。あまり可愛がりすぎてもダメな犬だったのです。いろんな犬を見ていると、人間と同じように犬たちも性格がさまざまで難しいなーと思う反面、だから面白いし可愛いと思ってしまいます。今年も、この子達に振り回されながら、「犬や猫が楽しい日々を1日でも長く生きられるように頑張らないと」と思いながら一年が過ぎるのかと、雪が降る中感慨深くなってしまいました。

2011年1月20日発行 2月号

●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。

このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)

今月の犬たち

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目がクルクルの可愛いビートですが、何故だか他の犬をスタッフが散歩させているのに出会うとグルグルの頭になってしまいます。自分で自分のリードを引っ張ってガルルガルルと唸ります。本当に怖くなるくらいなのです。自分の大切なものを取られた気持ちは分るけど、我慢してねビート。

 

 

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