毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと17年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!
アーカイブ 徒然ぐせ vol.101
手紙が届いた。名前もない手紙です。内容は、「毎日私が愛犬と散歩をすると小さな犬が現れてついてきます。私は高齢なので自分では飼うことができない、可哀相でたまりません。これからどうなるのかも心配でたまりません。どうにかしてはもらえませんか。」というものでした。「自分がケアハウスに入居するから、犬をどうにかしてほしい。」という話もありました。私も、そういわれても困るのです。どうしたらいいのか自分で考えて欲しいと思ってしまいます。もちろんこちらに保護して欲しいのです。でも、できる限り自分で飼って欲しいのです。もし、飼えなくなったときは相談にはのります。私だって、困ってる人や犬を助けたいとは思います。それが本心です。
しかし、保護するのは簡単ですが、それからが大変なんです。今でも、スタッフKは足の踵が膿んでいて靴を履くと痛いといっているのです。これは、散歩のし過ぎなのです。可哀相で申し訳ないと思ってしまいます。動物の世話は簡単ではありません。毎日、本当にくたびれあがってしまうのです。これ以上増やすことは、からだを壊してしまうかも知れません。散歩をしてくれる人や世話してくれる人を雇うお金があればいいのでしょうが、現状ではできないのが現実。自分たちでするしかないのです。
今は、これ以上保護して世話をすることが無理だということなのです。将来は、引き取れる可能性もあるし、ボランティアの方も来てくれるかもしれませんから。ぜひ、自分で保護して欲しいと願っています。もちろん、里親を探すお手伝いは行います。こんなことがあると自分の無力を実感しますし、保護してあげたいと思ってしまいますが、生活や動物を守るために仕事も頑張らなければいけません。将来は絶対に動物を幸せにできるように、今よりもっと頑張るので、自分でできる可能性があることは自分で頑張ってみてください。もし、それでも力が足りなくなったときはお手伝いをするようにします。それまでは自分で頑張ることを行ってみてください。お願いします。
2011年2月21日発行 3月号
●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)
今月の犬・猫たち
猫たちが結膜炎にかかってしまいました。フリーにして遊ばせていたらうつってしまい、ペルちゃんまでが結膜炎に。大変です!ペルちゃんは片目しかないので用心しなければいけません。クレオも小さいから早く治さないと。フリーで遊ぶのは少し我慢です!みんな…