毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと17年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!
アーカイブ 徒然ぐせ vol.102
春が近いのに朝はまだ寒さが厳しい。まだまだ散歩は辛いが、犬たちの嬉しい顔をみると"ダイエット、ダイエット"と思いながら散歩を続けている。そんないつもの散歩中に会う犬たちの微笑ましい出来事にあった。いつも老犬の太郎と若い咲ちゃんは仲良く散歩します。そんな2頭を見つけて喜び勇んでウィズリーが割り込んでいったときのことです。ウィズリーは大型犬で体重も40キロ近くある犬なのです。そんなオス犬が突進してくるのに驚き、老犬の太郎が咲ちゃんとお母さんを守ろうと牙をむいて抵抗をしたのです。大きな声でワンワンと威嚇し、さらに噛み付こうと。自分が守らなければという気持ちから出る、その勇敢さには驚き、心から賞賛したい気持ちになりました。人間でもできないようなことをするなーと感動してしまいました。
動物は、本当にすごい力を持っているし、すごい心を持っていると犬や猫を見ていると学ぶことが多いのです。心を動かすような出来事を、実感します。
そんな感動的な気分に浸っていると、1本の電話がかかってきた。知人からである。高齢者の方が飼っている高齢の犬がピンチで里親さんを見つける協力をして欲しいとの依頼です。話を聞くと病気をして入院しているが退院した後、飼うことができないのだと。高齢者の方が飼っている場合、こんなケースがとても多いのです。病気になった、高齢で散歩が無理になった、などの問題がでてくるのです。犬を飼う場合、高齢になったとき"人に動物を預かってもらう"や"施設に預ける"など経済的余裕が必要になってきます。動物の命と人間の命を同じ命と考えられる人が動物から癒しを与えてもらえるのです。
そんなことをいっても仕方ありません。問題は高齢の犬なのです。知り合いに電話をしたり、話したりして、もらってもいいという方を探しました。まだ決定ではありませんが、お話を親身になって聞いてくれ可能性のある人が出てきました。ぜひ、里親になっていただけたら嬉しいねーとスタッフ一同祈っている毎日です。
2011年3月22日発行 4月号
●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)
今月の犬・猫たち
猫たちの目が治らない。片目のペルちゃんにまでうつってしまった。1匹が治ったと思ったら次にうつるというグルグルの関係になっていた。もう大丈夫というのがいけないと実感。完治までキチンと待つのが大切なのだ。みんな我慢が大切なのだ。