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アーカイブ 徒然ぐせ vol.142

徒然ぐせ

毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと18年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!

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 今年は、冷夏の気配で暑さがそこまで辛いとは感じないで過ごせていることに犬たちと感謝をしています。暑さ対策として、マメにブラッシングをして被毛を取り除いているので楽そうでもあります。今年は犬たちも楽に夏を乗り越えられるかな…なんて思っていたら電話がかかってきた。国際セラピードッグ協会の方からだ。

 協会は定期的に福島の方にセラピードッグの訪問活動を行っています。それと同時に福島の犬たちの保護活動にも力を入れています。もう何十頭もの殺処分になる福島の犬たちを保護していますが、6月も数頭保護して連れてきたそうです。今、福島の保護した犬の里親探しのネットワークを作っているようですが、まだ120頭が残っているそうです。"ずいぶん減って、やっと120頭までになった"ということでした。私はその数にビックリしましたが、ここまでに減ったと言う言葉にも驚いてしまいました。自分たちが、何も力になっていないことに申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

 電話の内容は、福島で殺処分になるハスキーと黒ラブがいるのでそちらに引き取ってもらえないかということでした。ハスキーと言えば、ウチにはストーンくんという立派な犬がいたので引き取りたいという気持ちがいっぱいになりました。もちろん"黒ラブ"もウチには馴染みのある犬だからできるならと考えてしまいます。しかしウチには今も沢山の犬たちが暮らしています。散歩にケアにとみんな大忙しです。もちろん仕事をしている合間にしなければならないので、大変さは通常の何倍にもなります。急病がでたら仕事を止めて病院へ行くことになります。仕事は他のスタッフがケアすることになります。犬たちの高齢化で手がかかるようになってきているのに、新しい犬を受け入れることができるのかと心を痛めている毎日です。

 もう少し時間があるのでどうなるのかを待つつもりです。協会の方もできるだけ東京近郊で探すようにすると言ってはいただいたので…。

2014年7月22日発行8月号

●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。

このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)

今月の犬・猫たち

エッセイ,編集長,徒然,マザー,ルーフ,福岡,保護,犬,下痢梅雨時になると下痢をする子が多くなります。散歩時に何かを食べたりしたのかもしれませんが、北斗が何回も下痢になってしまっています。下痢になると菌が出てしまうまで血便になったりするので可愛そうですが、頑張ってね、北斗。

 

 

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