毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと18年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!
アーカイブ 徒然ぐせ vol.144
うちの犬たちが、ボランティアさんのお家に遊びに行くようになりました。楽しいようでルンルン気分で出かけていく様子はとても見ていて嬉しくなります。もちろん、帰ってきた時も嬉しそうにしています。「楽しかったよ」と、報告するような顔をしています。子供が親戚のお家にお泊りに行って帰ってきた時のようです。
本当に、犬たちの顔を見ると、その時がどんな状態だったのかよくわかります。最初のうちは、「ぼく頑張ってきました」と、いうような顔をして緊張しているのが感じ取れましたが、回を重ねるごとに楽しかったんだなと見て取れます。顔を見ているとだんだん慣れて安心している様子がわかるし、ゆったりできているのがよくわかります。
もちろん、ボランティアさんの誰にでも預けるようなことをしているわけではありません。長い付き合いをさせていただいて、その方の人となりがじゅうぶん分かっている方で、お家のほうにも訪ねたことのある方としています。犬も人間も一緒にいることで幸せになる場合にのみにしていますが、楽しそうです。
しかし、預かるほうも大変なようでどこにも出かけられないし、食べるのも気軽に食べられないようで緊張していらっしゃるようです。うちの犬たちは、食い意地が張っているので何でも食べちゃうので油断はできないのです。ボランティアの皆さんと親交を深めながら犬たちにストレスがあるかないかを見極めながらおこなうようにしています。
しかし、そうは言っても、お泊りに行ける犬が沢山いるわけではありません。考えれば、うちにいる犬たちは捨てられた犬たちだから、強度の怖がりだったり、人見知りの犬が多いのです。そんな簡単に知らない環境に適合する犬たちは多くはいないのです。ちょっと緊張して違った環境にいったりしたら血尿や血便になってしまうこともあります。もちろん膀胱炎にもなったりします。
そんなことになったら犬にも申し訳ないが、高いものにもつく(医療費が本当に高いのです)ので気軽にはできないのです。犬たちも性格がさまざまで、うちにやってきたときの環境なども考慮してやらなければならないのです。
でも、なんだか双方に良いことになったら幸せだなと、思って新たなチャレンジをしてみています。
2014年9月20日発行10月号
●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)
今月の犬・猫たち
ウィズリーの歩き方が心配です。元気でファンキーな犬で、大型犬なのに足が細いので負担がかかりすぎているのかなー? まだまだ若いのでよろしくねウィズリー。