毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと18年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!
アーカイブ 徒然ぐせ vol.149
オッドアイの白い猫ちゃんは甘え上手でみんなからとっても可愛がられています。この猫と同じような白いオッドアイのふくまるという猫の写真集を友達がくれたのです。このふくまるとおばあちゃんの暮らしぶりを写真にした本は可愛くて微笑ましくて温かくなる本です。その本を見ながら、そうだ私もうちの子たちの写真集をつくろうと思ったんですがうちの子たちは、どの子もわがままで写真なんかに簡単には可愛い姿は撮らせてくれない。ほほえましい姿をとって皆さんに見せたいと思うけど簡単にはいかない現実。本当は可愛いし優しいところもあるんですがシャッターチャンスはつかめないだろうなーと挫折した。
うちの犬も猫も本当に可愛いんですが、問題犬・猫でもあります。なかでも、今私の椅子に一緒に座って寝ている春くん(ソファではないので私はお尻をチョット載せているだけです)は分離不安症だし、金太郎は雨や雷、小型犬の鳴き声に異常に反応して怖がってオシッコをしてしまうなど様々なのです。
そんなことを考えたら写真集は断念しなきゃと思いながら、ハナちゃんの本は出したいなーと考えた。生後約半年で舞鶴公園に捨てられ、管理センターの職員の人たちが捕獲に何度も来たのを逃げ惑いながら生き延び、私たちが保護するのにも1ヶ月以上かかったハナちゃんは用心深くて、制服を着た男性を見ると、震えて怖がっていた。そんな中で生き抜いていたハナちゃんに再度の災難、脊髄ガンというとんでもない病気になってしまった。しかし、運の強いハナちゃんは山口大学の動物医療センターの先生が助けてくださったのです。そんな強運なハナちゃんの本を出してあげたいなーと思っています。
もう少ししたら絵本として出せるように頑張ろうと思っています。一生懸命生きているハナちゃんの姿は何かを伝えてくれるものがあると確信するものがあるからです。
2015年2月20日発行3月号
●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)
今月の犬・猫たち
一人で部屋を使っているビートが壁を破ってしまいました。 ビート、どうやったらこんなにできるんでしょうか? お腹を壊すかもしれないし、胃に刺さるかもしれないよビート!