毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと18年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!
アーカイブ 徒然ぐせ vol.150
うちの子たちも高齢犬になってきました。10歳以上の犬が多くなってきたのです。キラリに金太郎、ハナちゃんもそうです。もちろんアビーもです。これからが大変になるだろうと予測できます。できればみんな病気をしないで欲しいと願っています。今のところ、キラリは病気知らずの超元気印ですし、アビーも元気です。高齢犬になると腎臓の病気や認知症などがでて夜が眠れなくなってくることもあります。
数年前ではありますが、SKIPで高齢犬のセミナーをした時の悩みで一番多かったのが、寝たきりの犬や認知症の犬の問題でした。うちの場合も、過去に認知症の愛ちゃんの介護やジャックの腎不全の介護などで大変でした。この経験で、さまざまな介護法を試して、犬も人間も楽に介護を出来る方法、みんなで疲れないようにするベストな方法などを見つけてきました。私たちの場合は一人ではないし、みんなでできることもありましたが、一人暮らしで高齢の犬を飼っている場合や高齢の方の場合は「大変だろうなー」と思います。
そんなことを思っている時に、先日テレビで東京では高齢犬の介護施設ができているというのを見ました。でも、とても高額なので驚きました。もちろん、お世話は大変だし、24時間体制で見なければいけないので当然かもしれないとは思いましたし、病院も併設されていたので安心は安心だと思いましたが…。
そこでフッと、そんな高齢犬や猫の問題があるので、高齢の動物の介護施設をしたらどうだろうかとスタッフKに申し出たら「とてもできない。預かった子たちは全て亡くなるんですよ。悲しすぎる」と言われました。そうよね、なくなるのを看取る役目だから…、でも、大変な人のお手伝いと動物たちを最後まで幸せに看取ってやりたいと願ってやまない私としては、ついついこんなことを思ってしまうんです。手厚い介護で、一人ぼっちではなく誰かが見守っているという状況を作ってあげたいと思ってしまうのは高齢犬を飼っているからでしょうか。いつかそんなことができる日が来るように頑張ろうと思ってしまう日々です。
2015年3月20日発行4月号
●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)
今月の犬・猫たち
太陽が初めてエコー検査をしました。血便が続いているので、大腸に問題があるかもしれないので。しかし、大きな問題はありませんでした。大腸炎をおこしているだろうとお薬での治療を始めました。早く治ってね太陽!