毎月連載されている「徒然ぐせ」はいつから始まったんだろう?と調べてみました。
なんと18年前!! 2002年(平成14年)の10月号からでした。
せっかくなのでアーカイブとしてwebにアップしていきたいと思います。お楽しみください!アーカイブはvol.171で終了いたします。
アーカイブ 徒然ぐせ vol.171
先日テレビを見ていたら広島の愛護団体を紹介していた。団体のみなさんが、飼育放棄された150匹の猫を捕獲し引き取るシーンが放映されていた。驚愕の現実だった。150匹の猫たちの劣悪な環境とその数の多さ、人間に対しての警戒心などで、捕獲するのは本当に大変。飼育放棄の現場は、床が落ちるんじゃないかと思えるくらいで猫たちは空腹の状態のようだった。その現場で猫の状況を見ながら捕獲し、施設につれて帰って健康チェックとケアをして、2~3週間して他の猫たちと一緒にするということだった。
しかし、何でこんなになるまで飼い主は?と疑問が起こるかも知れませんが、多頭飼いの悲劇なのです。可哀想と避妊・去勢をしていないとアッという間にこんな状況になってしまうのです。私たちにも、数年前に「多頭飼いになってどうしようもなくなった。自分は入院して施設に入らないといけないので」と、高齢の方から連絡が入った。ここも避妊・去勢をしていなかったので知らない間に多くなってしまったと嘆いていらした。
動物を飼う場合、避妊・去勢は絶対にするべきことなのです。犬や猫の出産頭数は、多数産まれることがほとんどです。1匹が4〜5匹産んだら、3匹が同時に生むと、いっぺんに12~20匹が誕生することになります。本当にもう大変なことになる可能性が高いのです。
自分の愛犬や愛猫の子供が欲しいという方も多いですが、犬猫の子供は数頭一緒に産まれるということをしっかり考えていただきたいと、改めて実感しました。皆さんぜひ、避妊・去勢をするようにしましょう。本当に心から願ってしまいました。
2016年12月20日発行1月号
●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。 特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)
今月の犬・猫たち
チャリーに白髪のようなものが?!そんなわけないよね、チャリー!一緒に生まれたホワイトは若々しいしよ。神経質なチャリーだから若白髪がはえてるのかな…?