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編集長・原田のエッセイ 徒然ぐせ vol.200

徒然ぐせ

編集長・原田のコンテンツエッセイ
徒然ぐせ vol.200

エッセイ,里親募集,猫,犬,保護,動物好き,福岡

 お濠にもまた蓮の花の芽が浮かび上がり始めました。1年が早いなーと思いながら毎日の犬たちと散歩をしています。

 散歩中にはいろんな犬たちと出会いますが、昔は大型犬の黒ラブやゴールデンレトリバーが沢山いましたが、この頃あんまり出会わなくなったなと思っています。犬たちも時代で人気の犬種が様々なんだな~などと思いながら散歩をしていたら、アラスカンマラミュートに出会った。大きい犬だ。でも顔や雰囲気はまるでぬいぐるみのような犬だ。外国の人が飼ってあったが、久しぶりに出会ったので嬉しくなって「可愛い」を連発したら飼い主の方も嬉しそうに笑顔になっていた。そうなのです、飼い主は自分の犬を褒められると本当に嬉しいのです。どんな犬でも一番かわいいと思っているから。私でも、うちのトイプードルはとてもトイプードルと思えないくらい大きいのですが、「可愛い」と褒められると嬉しくなるのです。

 しかし、うちのトイプードルは犬を見ると女の子にも関わらず、二本足になって吠えるのです。どうしてそんなに吠えるのかと思うくらい大きな声で吠えます。吠えられた方は、嫌な犬だと思うと思います。私も申し訳ないので大声で怒ってしまいますが、平気で吠えています。しつけの悪い犬だと思われているだろうな~と恥ずかしいと思いますが、改善できないのです。

 そう言えば昔、アメリカのトップトレーナーだった人が「トレーニングに来る犬たちをしつけるのは完璧にできるが、自分の飼い犬は全然言うことを聞かない」と言っていたことを思い出した。そうなんです。犬たちは人を見抜く力があるので、この人は自分のことをどう思っているかということをキャッチしているのです。人間が思っている以上に理解しています。私の場合、完璧に犬の方が愛されていることを知っているからです。自分では厳しくしているつもりでも何処かに許している所があるんだろうと思っていますが、捨てられていたので愛情を与えたいという気持ちがあるんだろうと思います。

 しかし、しつけはキチンとしないといけないと反省しています。うちのトイプードルに吠えられたことのある皆さん、申し訳ありません。なかなかしつけられなくて申し訳ないと思っています。

●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。
小誌編集長は犬も猫も大好きである。
特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。
今までどれくらい保護したことか…。

(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)

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