編集長・原田のコンテンツエッセイ 徒然ぐせ vol.212
このたびの九州地方豪雨災害により被害にあわれた皆様に心からお見舞い申し上げます。
本当に今回の大雨は凄い雨でした。 外猫たちにも大変な出来事でした。
ご飯を食べることができない猫も沢山いたと思います。
うちの外猫たちの中でも、ボス猫のトラに追いかけられた経験のある外猫たちは、
ほかの外猫たちと一緒に庭でご飯を食べることができません。
気の弱い三毛猫とアビシニアン風の猫は塀の上で食べているし、
白にグレーの丸い模様の猫は木の茂みで食べています。
だから大雨の日は、いつも来る猫たちのようにご飯を食べに来られないでいます。
いつもいる4~5匹はベランダに置いている木の箱の中で濡れないようにして寝て、
ご飯も毎日食べることができるので安心ですが、 ほかの猫たちは食べに来ないのです。
私はずぶ濡れになりながら猫たちが濡れないところにご飯を置いて食べさせていますが、
他の猫たちは食べられないのです。
どこか他で食べているといいけど、とても心配です。
猫は10日食べなかったら死に至ります。
毎日天気予報を見るようにしていますが、これから1週間は雨が続く予報となっています。
1日の中でも雨がちょっとでも止んだら、家に帰ってご飯を置いておくように心がけています。
それから、家の中に保護して置いている猫たちを一部屋に集めて、
2段ゲージを買って猫部屋にしました。
4匹の猫たちは喧嘩もせず仲良くバランスをとって生活をしているようで安心しています。
猫の爪とぎ用に大きな縄のようなものでつくられたテーブルも買ってみましたが全然喜ばず、
大きなテーブルの上でのびのびしながら寝ています。
「せっかく買ったのに・・・」と恨めしく思いながら猫たちの部屋にいると、
すり寄ってゴロゴロ言う猫もいれば、チェストの下に隠れて出てこない猫もいたりして、
ホッコリした気分になります。
本当にここ1年は、毎日の生活が犬の散歩や猫の世話で大忙しですが、
公園に捨てられている犬に出会って保護している時より良いのかな?と思ったりしています。
人間にも動物たちにとっても、早く梅雨が明けないかなと願う日々です。
●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。
小誌編集長は犬も猫も大好きである。
特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、
つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)