編集長・原田のコンテンツエッセイ 徒然ぐせ vol.215
徒然ぐせを以前書いていましたが、また掲載することにしました。
スタートした頃は、公園などに捨てられた犬が沢山いました。
いろんな所で犬に出会い保護したりしていました。
マザールーフの事務所の前にも、ゲージに入れられて置いていかれたり、玄関のドアにリードで繋がれて置いていかれたりしていましたが、近頃は犬が公園に捨てられていることは無くなりました。
しかし、今は猫たちとの出会いに驚いています。
特に、4年前に一軒家に引っ越したら庭に猫がいるのに驚きました。
前の住人の方が可愛がっていらっしゃったようです。
猫たちは当たり前のように庭の木に登って寝たり、ベランダに寝たりしていました。
そんな姿を見ていたら「ご飯をあげたほうが良いのかな?」など親心が出てきました。
そうして、ご飯をあげ始めたら、車で家に帰ってくると全員集合という感じで、ご飯を食べるようになっていました。
そうしていると、今度は赤ちゃん猫が突然来たりしました。
捕まえると熱っぽくて、動物病院に連れて行くと熱があり即入院でした。
2週間ほど入院して帰ってきました。
そんなことが続いてナント4匹も仔猫が来ることになり、マザールーフに連れて行きました。
里親さんを探して優しい里親さんにもらわれた猫や、エイズの猫、ケガをした猫など、いろいろな猫がやって来て、マザールーフには犬と一緒に猫もいるようになりました。
しかし、問題は猫が増えないようにすることだと思い、避妊去勢をすることにしました。
それには捕獲することが必要になります。
私は捕獲器を使っての捕獲はできません。
捕獲専門の団体の方に依頼をして、毎日数匹ずつ捕獲していただきました。
捕獲した翌日に、避妊・去勢のため動物病院へ連れて行きました。
猫たちは数日入院させて、地域猫としてリリースしました。
中にはリリースせずにマザールーフに連れてきた猫もいますが、リリースした猫たちは今も庭でご飯を食べています。
猫とかかわりを持つようになったら、猫とよく出会うようになりました。
猫たちが私を見張っているんじゃないかと思うくらい、お腹が空いたらミャーと鳴いてついて来るのです。
バッグの中にはいつも猫のカリカリが入っているようになっています。
●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。
小誌編集長は犬も猫も大好きである。
特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、
つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。