体の不調、ストレスを感じたらチェック!夏の疲れや体に溜まった毒素を排出! 美しさと健康はそこにある!
デトックスとは…?
体内に溜まった毒素(有害物質)を排出させる「解毒(detoxification)」のこと。
現代社会において、食材に含まれる化学肥料や保存料などの人工合成化合物、大気汚染や
排気ガスなどの環境から逃れることは難しく、知らず知らずのうちに有害物質が蓄積されて
います。
そこで、体内から毒素や老廃物を取り除き、体内浄化や代謝機能が高まることから
健康を取り戻すことができるデトックスが必要となってきます。
デトックスは、古くから取り入れられていたことで、ハーブを使ったアロマテラピーや
約5千年の歴史をもつアーユルヴェーダー、東洋医学などにも通ずるもの。
老化予防も期待できるという考え方です。
体内に有害物質が蓄積されると…
頭痛、肩こり、冷え、肥満(代謝の低下による)、なんとなくだる〜おも〜といった
不調を感じ、肝臓や腎臓、血管などへの疾患へ至ることもあります。
デトックスの効果 新陳代謝が活発になる 免疫力アップ 血液やリンパの流れが正常になる |
デトックスの基本は食事!
まずはデトックスに有効な成分や食材を知りましょう。
それらは野菜や果物に多く含まれ、大きく分けると3種類の役割があります。
デトックス効果の高い食材の特徴
★ 色が鮮やか ★ 青臭さや辛みがある ★ 旬の食材である
※ 例えば、コリアンダー(パクチー)やウコン、春が旬の野菜・菜の花なども
解毒作用が高い食材です。
1 毒素を捕まえる
ケルセチンやグルタチオンは、胎内に蓄積した毒素(有害金属や化学物質など)を
包み込んで排出します。グルタチオンには肝機能アップ効果もあります。
ケルセチンを多く含む食材・・・ホウレン草、玉ネギ、リンゴ、ブロッコリー、
パセリ、青ジソ など
グルタチオンを多く含む食材・・・アスパラガス、アボカド、ホウレン草、トマト、枝豆 など
2 解毒作用を高める
イオウ化合物は肝臓で毒を分解する酵素のパワーをアップ。
ポリフェノールやビタミンC・Eは解毒の過程で生じる酸化物に対しての抗酸化作用を
持ちます。
イオウ化合物を多く含む食材・・・ユリ科野菜(玉ネギ、ニンニク、ネギ、ニラなど)、
アブラナ科野菜(ブロッコリー、小松菜、大根、
キャベツ、ワサビなど) など
ポリフェノール、ビタミンC・Eを多く含む食材・・・ホウレン草、トマト、ニンジン、
ピーマン、グレープフルーツ、キウイ、アボカド など
デトックスに欠かせない肝臓の働きが要!
肝臓機能向上で解毒作用を強化!肝臓には、体にとって不要なものをより分けて、
尿や胆汁として体外に排出する解毒作用と、肌や髪、血液、筋肉など体を作る材料を
供給する働きがあります。
肝臓機能をアップさせるには
● 糖分や脂肪のとりすぎ、たんぱく質不足といった偏った食事を改善。
● 肝臓の働きを強くする成分・硫化アリル、イソチオシアネートなどを
食事に取り入れましょう。
食材としてはタマネギ、ニラ、ニンニク、キャベツ、ブロッコリー、大根など。
3 毒素を排出する
食物繊維は腸を掃除して便と一緒に、カリウムは利尿を促し尿と一緒に毒素を排出します。
オリゴ糖は腸内環境を整え、クロロフィル(葉緑素)はダイオキシンを排出します。
食物繊維を多く含む食材・・・ゴボウ、アボカド、モロヘイヤ、トウモロコシ、きのこ類、
サツマイモ、リンゴ、納豆、枝豆、大豆 など
カリウムを多く含む食材・・・ホウレン草、トマト、海藻、イモ類、バナナ、キウイ など
オリゴ糖を多く含む食材・・・玉ネギ、ニンニク、トウモロコシ、バナナ、ハチミツ など
クロロフィルを多く含む食材・・・ホウレン草、海藻、青ジソ、アスパラガス など
デトックスに欠かせない腸の働きが要!
いい腸内環境で便秘解消!体内の毒素の約75%は便から排出されます。
だからデトックスに、便秘は禁物!肌荒れ、肩こり、頭痛の改善、新陳代謝が高まり
ダイエット効果もアップ。
便秘解消には
● 規則正しい食事をとる。 ● 水分をとる。
● 食物繊維を豊富に含む玄米などの穀類、豆類、海藻類、イモ類、
きのこ類などを意識して食べる。
● オリゴ糖をとって、腸内の善玉菌を増やす。