桜の思い出。楽しいことも悲しいこともありました。
春はよく犬や猫の新入りがやってくる季節です。※春と年末に多いのです。
それで、柴犬のさくらや黒犬のうらら、チェリー、猫の桜子など、
春にちなんだ名の犬猫がたくさんいます。 今でも目に焼きついていて、この季節に来てくださるボランティアさんによく話すのが
「うらら」ちゃんのこと。人が大好きで全身で喜びをあらわす、まだ1才未満の女の子でした。
保護して半月ほど経ったうららちゃんとお濠を散歩していると
八重桜の花がきれいなまま落ちていました。
「まあ、まだきれいなのにね」と、花を拾う私を見ていたのか、
うららちゃんは器用に花を口にくわえて私のもとへ。
「拾ってきてくれたの!ありがとう」と言って受け取ると、喜んで何度か繰り返し、
なんとも嬉しそうに笑っていました。(ほんとうに犬も笑います!)
なんて、かわいくてやさしくて、愛らしいのかと
胸がキュンとなるくらい感激したのを覚えています。
その後、うららちゃんは動物好きのご家族の一員になりました。
柴犬の「さくら」は、セラピードッグの訓練を受け、鎌倉でホームドッグとなりました。
もともと年齢はわかりませんでしたが、昨年大往生の末、亡くなりました。桜子ちゃんは、昨年、花が散ったあとの桜の木の下で保護し、
1ヵ月の間、病気と闘ったのち天国へ。
私にとって「動物の命と接するとき、最も大切にしたいことは何か」を
気づかせてくれた猫です。
犬や猫に学ぶことはたくさんありますが 同じ時に生まれ、
出会った縁・・・相手のために何かしたいという「想い」は、
はじめから持っているわけではありません。
(仏教では、人は罪深きもの)その「想い」は、相手に出会ったことで生まれた気持ち。
(それは人に対しても同じでしょう)本当にすばらしいことなのです。
生きているから、経験することができたこと。
「生きている」ことが大切なのです。
〜ペルちゃんの葬儀のときの住職さんのことばです〜
だから、命を、どうか自ら絶ったりしないでほしいと思います。
さて、今年は新入りが来るのでしょうか・・・!?
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