お正月といえば「おせち料理」意外と知らない「おせち」の雑学
♦なぜお正月に食べるの?
元々、おせちは季節の変わり目である節句の日に、神様にお供えする料理でした。
1年に5回ある節句の中でもお正月が最も重要とされたため、おせちはお正月料理として限定されるようになりました。
♦おせちに使う祝い箸はなぜ両端が丸いの?
お正月のおせち料理は、歳神様と一緒にいただくお供え物の意味もあります。
なので、祝い箸の片方を人、もう片方を神様が使えるように両端が丸いのです。
♦一品一品には意味が込められている。
それぞれに縁起の良い意味が込められています。代表的なものをご紹介します。
♦数の子 子孫繁栄
♦黒豆 無病息災
♦田作り 豊作祈願
♦栗きんとん 金運
♦海老、昆布巻き 健康長寿 などなど。
中でも数の子、黒豆、田作りは祝い肴三種(関西では数の子、田作り、たたきごぼう)と言われ、おせち料理を代表するものです。
この三種類はお正月に揃えたいですね。