もうすぐジメジメとした梅雨の季節になります。そんな季節のイライラ、ウツウツ気分を
吹き飛ばすちょっとしたアイディアがあったらいいですね。
知っておくと便利、やってみたら快適!というプチ技をご紹介します。
「 食 」のシーンで役立つ知恵が、毎日をもっと楽しく美味しくしてくれるはず!
おにぎりを長持ちさせる酢の力
食中毒が心配なこの時期は水の代わりに酢で手を湿らせて、おにぎりを握るのがおすすめです。酢には殺菌作用や静菌作用があるので、食べ物を傷みにくくする効果があります。
酸味やにおいは時間が経てば自然に消えるので、酢が苦手な人も大丈夫です。
味もほとんど感じないので、普段通りに塩をつけて握ると良いでしょう。
レモンを絞りやすくするには?
レモンはビタミンCが豊富なので、ジュースや料理などに積極的に使いたいもの。
でも、皮が硬いので絞るのは結構大変です。そこで絞りやすくするために、
レモンをラップで包んで30秒レンジで加熱してみましょう。
ほどよく柔らかくなってしっかり絞れます。
このくらいの加熱ならビタミンCの損失も心配ありません。
急いでビールを冷やす水と塩
ビールを急いで冷やしたい時は、ビールを横向きにいれて転がせる大きさのバットに
氷を敷き詰めて。そこに塩を振りかけて、ビールをコロコロと転がしましょう。
これは氷に塩をかけると温度が下がる原理を応用したもの。
3分も転がせばよく冷えたビールが出来上がります!
梅雨に負けない食中毒の予防法
食品を10℃以下で保存することが、食中毒を予防する基本。
でも食中毒の菌の増殖はゆっくりになっても、死滅はしないので注意が必要です。
食中毒の予防法には、調理器具の殺菌と加熱料理が大切。
75℃で1分間加熱すれば、ほとんどの食中毒菌は死滅します。
ただし、お弁当に入れるおかずは、温かいうちにフタをしてしまうと、菌が繁殖しやすい環境になってしまうので、必ず冷ましてから入れるのが鉄則です。
そのほか、手を石鹸できれいに洗う。食材や調理器具をこまめに洗う。
できたらすぐ食べることも食中毒の予防になります。
パスタ保存はペットボトルで
使いかけのパスタの保存におすすめなのでペットボトル。長さもぴったりだし、
ふたをすれば湿気も防げ、縦にしても横にしても収納できる優れたもの。
さらに使うときに逆さにして振ると、その口からは約1人前(80g)の量が出てきます。
食べ過ぎ防止にも一役買ってくれるかも。
またペットボトルの蓋は計量スプーン代わりにもなります。
蓋は1杯が7.5ccなので2杯で大さじ1 です。
余ったニンニクの保存方法
独特な風味と香りが美味しいニンニクはスパイスや薬味として使用することが多いですよね。
1回に使う量が1~2片だと、どうしても使いかけが残ってしまうケースが多いでしょう。
外皮をむいてしまったニンニクはそのままだと数日しかもたないので、
冷蔵庫に保存しましょう。 薄皮を剥いて、1片ずつキッチンペーパーに包みジップロックなどに入れてチルド室に入れましょう。
薄皮の処理が面倒だと思うなら、とりあえず皮付きのまま1片ずつにわけジップロックに入れて冷凍庫で保存しましょう。
また醤油に漬けてにんにく醤油にするなどオリジナルな調味料を作るのも良いかもしれません。
大根おろしを美味しくいただく
大根おろしは辛くて苦手という人は、大根を4〜5分ぬるま湯につけてからおろしましょう。
辛味が和らぎます。ちなみに先端の方が辛いですよ。
それでも辛いと感じる場合は、すだちの果汁を加えて食べてみてはいかが?
辛味の刺激が和らぎ、爽やかな香りで食欲も増進します。