喧嘩をしていた茶トラ猫はカビ菌でハゲができている!
肝臓が悪くなってご飯を食べなくなっている茶トラ猫の背中にハゲができています。
病院で見てもらうと
「カビ菌がいると思います。薬をつけて、シャンプーをこまめにしてください」
と言われました。
「シャンプー? 保護して抱っこするのがやっとの猫にシャンプーができるのだろうか?
ネットに入れて洗うのだろうか?」などと考えていたが分からないので、
猫の世話が得意なスタッフにシャンプーをするので一緒に手伝ってほしいと
お願いしたら、「わかりました」と返事をもらいました。
彼女は何匹もの猫をシャンプーした経験があるので
心強いと思っていましたが、流石の一言でした。
手際が良いのと段取りが良いのです。
猫の性格を把握しているので的確に動くし指示してくれます。
初めてのシャンプーで猫はピカピカになりました。
おかげさまでハゲがきっちりわかるようになり、
顎にも大きなハゲができていました。
薬を塗るためにもキレイになることは大切です。
慣れない人でも、猫のシャンプーをするためのポイントがわかっていれば
できるようになるかもしれません。
皆さんが飼われていらっしゃる猫ちゃんも、たまにはシャンプーすることをお勧めします。
* シャンプーしたことのない猫をシャンプーするために必要なもの * ① バケツ2個 ② スポンジ ③ 薬用シャンプー ④ 桶 ⑤ バスタオル1枚、タオル2~3枚 ⑥ コーム ⑦爪切り ⑧ 耳掃除用のコットン ⑨ 目薬 ⑩ ドライヤー など |
*シャンプーの方法*
シャンプーをする前にコームで汚れを取っておきます。
もちろん爪切りをしておくことが大切です。
洗う人が流血して大事件にならないためにも忘れてはいけません。
① バケツ2個にお湯を入れます。
② 一つに泡が立つ程度のシャンプーを入れ、泡を立たせておきます。
③ お湯だけのバケツに猫を入れ汚れを取ります。
④ すばやくシャンプーのバケツに入れ洗います。(この場合は簡単に洗います)
⑤ その間にもう一つのバケツにお湯を入れておきます。
⑥ スポンジにシャンプーをつけ泡立たせて猫を洗っていきます。
体をスポンジで洗いますが、特に脇や陰部などを丁寧に泡で洗います。
次に手足を洗います。
最後は、もう一度シャンプーをスポンジにつけ、
首から尾っぽまでの背中を真っすぐに洗います。
猫は、この部分に最も脂があって汚れが溜まっているので、
特に丁寧に洗います。
顔の頬の部分までキレイに洗ったら、
⑤のお湯が入ったバケツにつけて洗っていきます。
シャワーは音を怖がるので、すすぎは桶にお湯を入れて
ドンドン洗い流していきます。
⑦ キレイになったらバスタオルに包んで拭きます。
タオルドライをきちんとしておくことが大切です。
⑧ 最後の仕上げは、コームを使いながらドライヤーで乾かします。
完全に乾くまで行います。
毛が乾くとフワフワになってきます。
⑨ 耳に水が入ってないかコットンで耳の中を拭きます。
最初は嫌がりますが、だんだん気持ちが良くなり、
キレイになっていると猫もわかってきますので大人しくなります。