動物たちは自分では自分の運命を決められない!
飼い主さんで全てが決まるということを自覚してくだい!
知り合いの高齢の方から連絡がきて「腰を悪くして入院することになったので、ペットホテルに預けたい」と頼まれた。しばらくしてまた連絡があり、今度は「もう犬が飼えないようなので里親を探して欲しい」とのことです。
預かった犬は人見知りの怖がりで、知らない人にはなかなかなつかないので、飼うのは難しいと思われる犬です。今まで何不自由なく幸せに暮らしていた犬は、突然不幸のどん底に落とされた感です。可哀想としか言いようのない話なのです。
この犬の飼い主の方は裕福な方ですが、里親を探してと言いながらあと1カ月分しかお金はないと言われます。
動物を飼う場合、自分にどんな状況が訪れても、一生一緒にいるという覚悟が無いと飼う資格がないのです。現代の動物たちは自分では生きていけないということを良く考えていただきたいと思うのです。元気な時は良いが「病気になって飼えなくなった場合どうするのか」ということを考えて飼うこと!これが一番大切なのです。
安易に人にあげればいい、誰かがみてくれるだろう、どうにかなるだろうでは飼う資格がないのです。本当に動物にとっては受難の時代と言ってもいいでしょう。何かシステムをもっと考えないといけないと訴えたいものです。