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甲状腺の病気って犬と猫では正反対なんです!

記者コラム マザールーフ

コラム,マザー,ルーフ,福岡,保護犬,保護猫,甲状腺,病気どちらも、早期発見・治療をすれば、通常の生活を送れます。

チェリー(雌犬)が2年ちょっと前から甲状腺機能疾患で飲み薬を続けているので、動物にも甲状腺の病気があることは知っていました。
が、詳しいことはよくわかっていませんでした。


なぜなら、今月、下痢と口内炎で動物病院へ行ったチャーちゃん(雄猫11才)甲状腺機能亢進症を発症していることがわかったので、チェリーと一緒だ、と思ってしまいました。
でも、チェリーの場合は甲状腺機能低下症で甲状腺ホルモンが出なくなり、チャーちゃんは甲状腺ホルモンが異常に多く分泌される病気と、正反対なのです。
チャーちゃんは口内炎で食欲が落ちていて毛づやも悪く、いろいろな缶詰を食べさせたりして下痢も頻繁におこっていましたが、まさか甲状腺の病気とは思いもしませんでした。


中~高年齢の猫に発症することが多く、腎不全や糖尿病などの症状とも似通っているので見逃しがちだそうです。病気が進行すると食欲や元気がなくなり、さまざまな臓器に悪影響を及ぼし命の危険もあると聞き、反省。
やっぱりシニアになったら健康診断は大切ですね。
ちなみに甲状腺機能は血液検査で診断できます。

(猫に多い)甲状腺機能亢進症の主な症状
 多飲多尿 下痢・嘔吐 (チャーちゃんはこの症状)
 食欲が増えるのに、体重が落ちる (チャーちゃんはこの症状)
 急に元気になる 毛づやが悪い (チャーちゃんはこの症状)
 喉を触ると丸いクリクリがあったため、先生が甲状腺の検査をしてみましょう
  とおっしゃったのです。

(犬に多い)甲状腺機能低下症の主な症状
 毛づやが悪い (チェリーはこれでわかりました)
 皮膚炎や脱毛 ◦寒がる、震える ◦ふらつく
 鼻や体の皮膚色素が黒くなる (チェリーはこれでわかりました)
 活気がない (チェリーはこれでわかりました)
 食欲がないのに、体重が減らない (チェリーはこれでわかりました)



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