高齢の犬や猫との暮らし方
老化は、驚くくらい急にやってきます。弱ったり、元気になったりを繰り返します。
犬も猫も高齢になってきたら、元気だったのに、急に老いたと思う瞬間がやってきます。
昨日までとは大きく違ってくるときがあります。
しかし、驚かないようにすることが大切です。
症状にあわせて対応をしていると、また元気になったりしてきます。
そして少しずつ飼い主に高齢になってきたというのを教えてくれるのです。
子供のころの犬や猫も可愛いけど、老いた犬や猫も本当に愛しいと思えるくらい
可愛いものです。『どうして欲しいのか』は、よーく見ていると分ってくるものですから、
大切にしてくださいね。
蚊がいなくなった1ヵ月後まで、フィラリアの薬を飲ませましょう!
フィラリアの薬は蚊が出る季節の夏で終わり、と思っている方も多いと思いますが、
近頃は蚊は11月までいることがあります。
フィラリアは、蚊が媒介して感染します。動物の体内で成長しながら、
心臓・肝臓・腎臓病などを引き起こして死に至らしめる恐ろしい寄生虫です。
フィラリア予防薬は、蚊の発生シーズンに月1回投与し、寄生したフィラリアを駆除して
動物の命を守ることができます。
福岡の場合、5月〜12月迄は必ずフィラリアの薬を飲ませるようにしてください。
人と動物が幸せに暮らすために
散歩で会ったりする犬には、必ず触っていいのか挨拶をしてからにしてくださいね!
散歩中の犬に好きだからだとは思いますが、近づいて触れてしまわれることがあります。
急に知らない人に近づかれると、犬も驚いて怖がって噛んだりすることもあります。
犬にも個性があり、触られるのが大好きな犬もいれば嫌いな犬もいます。
大切なのは飼い主さんに、「 撫でていいか 」を訪ねてから触るようにすることです。
子供は特に注意をしてほしいと思います。急に手を出して噛まれてしまったら
犬が嫌いになったりするし、傷ができたらお互いが嫌な気持ちになってしまいますので、
注意をするようにしましょう。
ペットロスからの回復はまた動物を飼うことが一番早い近道です!
犬を亡くしてペットロスになっていた方が、マザールーフの犬たちとの散歩で
“ペットロスから回復することができました”と喜んでいただいています。
毎日泣いていたのが、犬たちと触れ合うことで心が元気になって前向きになることが
できたそうです。
そうなのです、どんな動物もセラピー効果を発揮できる力を持っているのです。
動物たちの持っているアイコンタクトの力は偉大で、人間の心に届くものなのです。
言葉ではなく、目力や温かさで癒してくれるパワーは、驚く効果を発揮します。
ペットロスで毎日泣いて後ろ向きなことばかり考えないで、
ぜひ前向きに生きる力を付けるためにも動物に触れあうようにすることが大切です。
できれば、また動物を飼うようにすることをおすすめします。
自宅で飼うことがまだ無理な場合は、どちらかでボランティアとして
活動するのも良いでしょう。