知っているようで知らない身近なパワースポットを、
パワースポットマニア「ノボせもん」のなべちゃんに教えてもらいました!!
ノボせもん・なべ
ワタナベエンターテイメント所属
相方のまーちんと共に地元福岡で活躍するお笑い芸人。福岡を中心にあらゆるパワースポットを巡る、パワースポット大好き芸人としても知られる。
〔出演番組〕テレQ毎週土曜午前11時30分「Fan!Fun!スポーツ」、
テレQ毎週金曜深夜2時28分「JAM」、コミテンラジオ毎週水曜18時「福岡マニア」
警固神社(福岡市中央区天神2-2-20)
福岡・天神のど真ん中に位置する警固神社。都会のオアシスとも言われている憩いの場所です。中央区に住んでいる人は、ぜひ氏神様としてお参りしたいものです。
その境内には「今益稲荷神社」という神社が鎮座しており、鳥居の前では、二体の笑った顔のお狐さまがお出迎えをしてくれます。2015年にお狐さまの石像が壊されるという事件が起こりましたが、いろいろな方の協力で元通りになりました。こちらの神様は“人生を、商売を、いまを、益々豊かに”してくださり、お参りのあとに、この「笑いきつね」を撫でて帰ると、福がついてまわると言われています。 さらに奥に行くと、小さいが「猿田彦神社」があります。猿田彦大神は道案内の神様として知られており、お参りすると人生をより良い方向へ導いてくれるとか…。
光雲神社(福岡市中央区西公園13-1)
桜の名所、西公園山頂にあり、福岡藩祖・黒田官兵衛と初代藩主・長政が祀られているのが光雲神社です。二人の法名から一文字ずつとって名付けられ、“こううん”と読めることから「幸運神社」ともいわれています。本殿のお賽銭箱にお賽銭を入れると鶴の鳴き声が聞こえることでも知られ、天井には二羽の鶴が描かれています。
境内には、長政の水牛の兜の像があり、長政が戦いの際にこの兜のおかげで命が助かったという幸運の話もあります。黒田二十四騎の一人、黒田節で謡われる母里太兵衛の銅像もあり、呑み取った名槍日本号を持ち威風堂々と立っています。
また、境内の大きなムクの木は戦時中に焼けたものの、みごとに復活。官兵衛の祖父が目薬の製造販売をしていたことから「眼」や病気が治るご利益があるといわれています。
櫛田神社(福岡市博多区上川端町1-41)
「お櫛田さん」の愛称で親しまれる、博多の総鎮守。祭神は大幡主命、天照皇大神、素盞嗚尊の三神。一度は戦火により焼け、豊臣秀吉が博多復興にあたり現在の社殿の建立寄進がなされました。
博多の夏の風物詩「博多祗園山笠」をはじめ、「節分大祭」「博多おくんち」などの祭りも盛んで、商売繁盛、不老長寿を願い多くの人が参拝に訪れます。
境内には樹齢千年ともいわれる御神木「櫛田のぎなん」、「干支恵方盤」、「零泉鶴の井戸」など見どころが多数。そして、夫婦円満・縁結びにご利益があるといわれているのが、境内にある夫婦恵比須神社です。拝殿向かいにある「夫婦銀杏」は、大樹三本の内一本が、秋にたわわな実をつける雌木。子孫を宿すことから、夫婦円満・縁結びの霊樹として信仰されています。
沖濱稲荷神社(福岡市博多区古門戸町3-8)
大同元年(806年)、遣唐使として派遣された空海(弘法大師)が帰国した際に立ち寄り、船旅の疲れを癒すためにしばしまどろんだ処が沖濱稲荷神社とされています。その時、夢で、雲に乗った稲荷大明神が現れ「高野山に弘道の本拠を開くべし」とのお告げを得た空海は、この地に光照寿院と稲荷社を建て高野山に向かい、金剛峰寺を建立したと言われています。(太平洋戦争中に光照寿院は焼け稲荷社だけとなる)。安永6年(1777年)、町内の酒屋の大桶に落ちたとされる隕石は「宝珠石」と称されご神体として奉納。白い布に包まれた宝珠石は、人の目に触れればたちまち盲目になるといわれていたとか。しかし、戦時中の混乱で行方不明に。
また、演劇の創始者である川上音二郎生誕の地とされ、境内には碑が建っています。現在も、芸能に縁深い神社として博多座に出演する俳優が参拝に訪れたり、福岡が誇る球団の面々もパワーを求めて訪れるという噂が…。