暑さで毛穴が開くのはもちろんですが、夏ダメージは深部まで影響します。
シミやシワ、くすみとなって肌に残らないよう、しっかりお手入れしましょう。
エイジングサインが定着する前にやるべき肌ケアは?
1 気が緩む9月こそ、紫外線対策を徹底すること!
紫外線のピークが過ぎたとはいえ、まだまだ油断できません。9月の紫外線は意外に強力で、
普通の生活をしているだけでも冬の倍以上の量の紫外線を浴びてしまいます。
そのため、UVケアを引き続き徹底して行うのが、肌の透明感を保つコツです。
化粧下地にもなるタイプを選べば、紫外線を防ぎつつ肌も綺麗に見せられて一石二鳥です!
2 レンジでチン!でクレンジング効果アップ。
暑さや湿度に悩まされた肌は、自分を守ろうと固くなりがちです。
クレンジング前にホットタオルを乗せてゆるめてあげましょう。
メイク汚れや皮脂、不要な角質もオフしやすくなるので、いつものクレンジングが
さらに効果的です。スッキリ汚れを落とすことで、スキンケアも浸透しやすくなります。
ホットタオル:濡らしてしぼったハンドタオルをラップに包んでレンジに1分かければ
出来上がり。人肌程度に覚ましてから顔を包めば、肌がほぐれて気持ちもほっこり。
3 これからはレッド!スムージーで中から美肌に。
緑の野菜を加えるグリーンスムージーは健康にいいと、とても人気がありますが、
秋冬の注目はレッドスムージーです。むくみやすいならスイカを、
肌が疲れているならりんごやトマト、紫ぶどう、ブルーベリーなどを摂れば、
赤のパワーで内側から復活します!
<作り方>水50〜100mlに、ひと口大に切って種を除いたフルーツや野菜を入れ、
ジューサーやブレンダーにかけるだけ。
両手にすり切り一杯の量が目安だけど、
好みで加減してOK。
また、葉野菜を加えたりヨーグルトや豆乳を入れれば、
ダイエット中の食事がわりにもなります。
りんごやブドウの皮の周囲には抗酸化成分が多いのでむかずに、
よく洗って丸ごとと使いましょう。
トマトのさっぱりスムージー(1人分)
トマト・・・1/2個 りんご・・・1/4個 紫ブドウ・・・5粒 水・・・50ml
※酸味が気になる人は蜂蜜をプラス。
スイカの夏バテ撃退スムージー(1人分)
スイカ・・・100g ブルーベリー・・・5粒 バナナ・・・1本 水・・・50ml
※好みでレモン汁を少し加えても美味しいです。
4 温冷シャワーで冷えのスイッチをオフ!
外は猛暑なのに、室内ではエアコンで冷やされっぱなし・・・・。
ひと夏を経たからだは、冷えていることがしばしば。
また冷たいものを飲むことで生じる内臓の冷えは、気づかず放置されがち。
肌にも健康にも百害あって一利なしです。
入浴前にお腹に温かいシャワーと冷たいシャワーをそれぞれ30秒、
交互に3回ずつ当ててみて。自律神経が刺激されて、深部の冷えが徐々に解消します。
ゆっくり入浴するのがベストだけど、忙しい日はこの温冷シャワーだけでもOK。
自覚のない体深部の冷えに働きかけます。
5 くすみが加速する秋。スペシャルケアのパック!
普通に生活しているだけでも、夏場はかなりの量の紫外線を浴びています。
そのストレスで乾いたり、表面がゴワつく秋肌にはパックなどのスペシャルケアを
取り入れましょう。パックというと夜と思われがちですが、朝の洗顔後にパックしましょう。
肌がパッと明るくなり、1日を快適美肌で過ごせる新習慣となります!
6 まずはうるおいを注ぎ込む。テカリ対策は急がば回れ!
まだ残暑の厳しい9月は、肌のテカリに悩まされる人も多いのでは?
せっせとあぶらとり紙を使うのもいいけれど、同時に保湿ケアを見直してみて。
肌に水分が満ちていれば、余分な皮脂の分泌が抑えられます。
夜のお手入れに潤いたっぷりのマスクを組み込めば、日中のストレスも緩和されて一石二鳥。
しっとり肌が1日続き、夕方の皮脂テカだって目に見えて減ってくるはずです。
7 塗るだけがケアにあらず。ボディをいたわる入浴とは?
入浴にはたくさんのメリットがあるけれど、一つだけ難点が。
それは日本の水道水に含まれる塩素。水の中の雑菌を退治する大切な成分だけど、
髪のキューティクルを損ねてしまうのです。
お風呂専用の浄水器を使ったり、お湯にビタミンC豊富なレモンや茶がらを入れるなどして、
塩素を中和して。肌あたりのいいお湯に浸かれば、ボディもしっとりします。
飲み水にレモンを浮かべるとカルキ臭が消えるのと同じ原理で、半分〜1個分のレモン汁でも
お湯がまろやかに。また出がらしの茶葉をパックに入れてお風呂に放り込んでもOK。