第一印象の清潔感や美しさを決定づける髪。
大事な部位ですが、ひと夏を過ぎればかなりのダメージが。
頭皮からしっかりとケアして、ツヤとハリを取り戻して!
頭皮からいたわって、ダメージ知らずの美髪へ
1 洗髪前のブラッシングでシャンプー効果UP!
日差しを浴びて乾いた髪は、絡みやすいものです。
表面はもちろん、首や背中の汗に触れた内側の髪も、もつれて痛みがちです。
まずはブラッシングでもつれをときましょう。
シャンプーの時の摩擦が減るだけでなく、汗や皮脂汚れを浮かせる効果もあるので、
頭皮までスッキリ洗えます。
いきなり頭のてっぺんからとかすのはNG。髪が長い場合は逆の手で抑えつつ、
毛先から少しづつとかすとダメージが最小限になります。
2 乾くのは肌だけじゃない!頭皮こそしっかり保湿をしましょう!
つい顔にばかり気を取られがちだけど、頭皮だって顔とつながった皮膚の一部。
ここが乾燥すると健康な髪が育たず、たるむと顔も緩んだ印象になってしまいます。
頭皮にもきちんと育毛ケアを取り入れましょう。
頭皮は毛穴が大きく、皮脂分泌が盛んなので、専用のものを使うこと。
毎日のドライヤー前に使うのが習慣化するコツです。
3 コリが溜まる頭皮は、シャンプー時にツボ押し。
頭皮には意外にコリが溜まりやすいもの。また、夏の紫外線や暑さにさらされた頭皮は、
乾いてこわばっています。中指でこめかみに触れた時の柔らかさを比べてみましょう。
頭頂部の方がかたければ要注意。トリートメント時に頭頂部をしっかりプッシュして
ほぐしましょう。血行を促すツボがあるので、頭皮のかたさがとれてきます。
毛穴に詰まった皮脂も浮くので、洗い上がりがスッキリ!
帽子をかぶった時に隠れる部分は、筋肉がなくて動かないので特にコリやすいところ。
頭頂部や生えギワを中心に、指先で軽く押してコリの蓄積を防止。
4 ドライヤーの冷モードで簡単引き締めヘアケア。
髪の外側をウロコのように覆っているキューティクルは、
湿度や温度に反応して開いたり閉じたりする性質があります。
これを利用して、髪を乾かした後にドライヤーの冷風を当てる引き締めケアをしましょう。
キューティクルが閉じて髪が滑らかに、ツヤ感がアップして見える簡単テクニックです。
冷風で仕上げれば艶も出るので、見た目も綺麗。
しかも手ざわりもサラサラな美髪になります。
5 しょんぼりヘアは分け目を変えるべし!
髪がペタンとつぶれてしまいがちな人にとっては、汗をかいたり皮脂が出る時期は、
スタイルが決まりにくいもの。シャンプーで髪の生えギワの皮脂を取り除くのも大切ですが、
応急処置としては髪の分け目を変えるのが有効です。
髪の立ち上がりが良くなり、同じ部分が常に紫外線にさらされなくなるので
頭皮や髪のダメージも分散できます。
分け目を変えるだけでもOKです。
髪の束を小さくとり、分け目をジグザグにすると効果的で、お洒落な印象に!
6 ヘアトリートメントは重ねづけが大人の基本です。
ヘアトリートメントをつける時、髪にまんべんなく伸ばしていませんか?
せっかくなら、髪の傷み具合に合わせて、つけるトリートメントの量を調節した方が効果的。
まずは傷みやすい毛先につけてから、再度トリートメントをとり、全体に伸ばしてみましょう。
毛先にたっぷり重ねづけすれば、傷みやカラーの褪色が目立ちにくくなります。
ダメージで切れたり枝毛になったりするのは主に毛先。
重点的に補修することで、髪のツヤや潤いを賢く取り戻しましょう!
7 朝のひとふきミストで潤い髪を1日キープ!
日焼けや暑さで傷んだ髪は、内側から潤い成分が逃げ出した状態です。
このダメージを放置するのは厳禁なので、朝も補修ケアを取り入れてみてはいかがでしょう?
寝グセ直し感覚で使えるスプレータイプなら、指通りのいいサラサラ髪へと瞬時に変わり、
日中のダメージも軽減されます。
スタイリング前に使えば、素直で扱いやすい髪になってくれます。