愛犬・愛猫も「歯」が大切!ということは前にも書きましたが、
今回は虫歯について驚くことを聞いたのです。
虫歯はウイルスで感染するということ。(知らなかったのは私だけ?)
子どものほとんどは、母親をはじめ大人から虫歯菌が感染するそうです。
ごはんを食べさせたりするときに同じスプーンを使ったり、固い食べ物を噛み割ってあげたりすることが原因。
虫歯菌は食べかすなどが歯にくっついてできた歯垢(プラーク)に棲息し、歯の表面に留まり、酸を生産し歯を破壊していきます。
ということは、愛犬にペロペロと口をなめさせても大丈夫?と心配になり、調べてみると、犬の虫歯菌が人間の虫歯菌と同じかどうかはわかりませんが、
人間の唾液は弱酸性で虫歯菌が繁殖しやすい環境であるのに対し、犬の唾液は弱アルカリ性で虫歯菌はあまり繁殖できないそう。
また、虫歯菌の栄養源である糖分が犬の口の中には少ないこと、歯がとがっていて食べ物かすがたまりにくいことから、犬は虫歯になりにくいそうです。
そのかわり、歯周病になりやすい!!(そうそう、スキッパーも金太郎もアビィも歯周病で抜歯しましたもん)
その理由は、唾液が弱アルカリ性のため、歯石がたまりやすいから。
食後24時間で歯垢がたまりはじめ、約4日で歯石に変化してしまいます。歯石が歯と歯の間に隙間を作り、そこに病原菌が留まり、歯ぐきの炎症を引き起こし歯周病となるのです。
(人間の場合は歯垢が歯石になるまで約1ヵ月だそう。)
歯石は動物病院で除去するしかなく、その治療のほとんどは全身麻酔で行うためリスクもともないます。(麻酔なしで歯石除去する病院もありますが)
とにかく歯石除去をしても、たった4日で歯石がついてしまうので、犬たちも毎日のケアが必要ということです。
歯みがきも慣れると、ブラッシングなどと一緒で愛犬とのコミュニケーションになります。
ごろんと膝に寝っ転がせて、磨いてあげると、甘えん坊は超喜んだりします。
顔や口元を触られるのをいやがらなくなるという利点もあります。
たくさんいると毎日は実際できていませんが…
少しでもできるようにがんばりま〜す!!