福岡市内の老舗フリーペーパー月刊SKIPは今年で23年目。福岡の女性を美しく元気に輝かせる情報を発信していきます。

チェリーの闘病記 

マザールーフ

マザー,ルーフ,脾臓,腫瘍,メンタル,闘病,保護犬~ 少しずつ回復に向かっています ~

野犬の子として生後3~4カ月くらいでやって来た
アース・ソックス・チェリー。
生まれてから人間を見たこともなく関わったこともない
3頭の子犬の世話をするのは本当に大変でした。
外での散歩は全く歩くこともできないくらい怖がるし、
近づこうとすると3頭が重なり合ってワンワンと威嚇するように吠えるし、
どうしたらいいのかと思うほどでした。
私たちスタッフとの関係を作るのにも時間がかかりました。
12年経った今、信頼関係もでき一緒に遊ぶこともできるようになりました。
そんな時に病気が発覚したのです。

急にご飯を食べなくなりました

チェリーは3頭の中で唯一の雌ですが、一番元気で力もちでした。
そんなチェリーが急にご飯を食べなくなったのです。
これはおかしいと、すぐに動物病院に行って検査をしてもらったところ、
脾臓の腫瘍を発見し手術をすることになりました。
腫瘍は良性で術後は元気になっていきました。
しかし問題が発生しました。ご飯を食べないのです。
入院中の病院ではご飯を食べていたのに・・・。

まだご飯を食べません

現在も強制給仕で食べさせていますが、改善が見られません。
最初はご飯の上に美味しい“ちゅ~る”を置いてみましたが、
“ちゅ~る”だけを食べてご飯は食べません。
この頃は好きな缶詰を少し食べるようになりましたが、食事は強制給仕です。
腎臓の数値も悪いので腎臓用の療法食をあげていますが、
美味しくないので食べないのかもしれません。
お陰様で腎臓の数値は改善が見られましたが、
今度は貧血の数値が悪くなっています。
階段を上って玄関で倒れこんだことがありました。
みんなで仰天して病院へ行きましたが、検査の結果、問題はありませんでした。
次回同じことが起きたら動画を撮ってきて欲しいと言われました。
慌てないで撮ることができるか不安です。

マザー,ルーフ,脾臓,腫瘍,メンタル,闘病,保護犬兄弟の突然の死でメンタルが弱っている感じ

1カ月検診をした時です。
心拍数が異常に高いことに気づきました。
先生があまりにも心拍数が高いのに驚き、検査もしましたが、
心臓には問題がありませんでした。
しかし、安静にすることを第一に考えるようにして、薬を飲ませることになりました。
何故こんなに心拍数が高いのかはわからないままでしたが、
1カ月くらいしたら心拍数が低くなり、みんなで胸を撫でおろしましたが、
メンタルに問題があるのかもとメンタルの薬を飲ませるようにしました。
突然兄弟が亡くなって1頭だけになってしまい、食事もとらなくなり、
メンタル的に弱って問題が生じている可能性があるかもしれないと考えられたのです。
飲ませ始めて数週間経つと、改善の兆候が見られ始めました。
隣にいるホワイトや太陽と仲良くなっています。
何だか笑顔が多くなったように感じます。
このまま回復に向かってくれたらいいと思っています。
もちろんご飯はまだ強制給仕です。

マザー,ルーフ,脾臓,腫瘍,メンタル,闘病,保護犬散歩ができるようになりました!

今までは、外といえば屋上で、排泄をさせて遊ばせていました。
外の道路を歩いての散歩が全くできなかったからです。
尻尾は下がったまま怖がるし、歩くことが難しかったのです。
それが、ホワイトや太陽と一緒に散歩ができるようになってきました。
きっかけは、手術をした病院へ通院をするようになり、
少しずつ病院の敷地内を歩くようになったのです。
通院の車から降りて少し外を歩かせると尻尾が上がって歩くようになったのです。
散歩の時は、尻尾が上がって楽しそうに歩くようになりました。
元気が出てきた感じです。
最初はトロット(小走りで走ること)は全然できませんでしたが、
この頃は走っています。

手術をして4カ月が経ちました

少しずつ元気になってきていますが、
1カ月ごとに血液検査とエコー検査などをしていかないと
何が起こるか心配です。
1カ月前にも突然胃拡張になって、発見が遅れたら胃捻転になる寸前でした。
夜間動物病院で朝まで点滴をしてもらい回復したのです。

何が起こるかわからないチェリーですが、
この頃は強制給仕のほかに缶詰めを置いておくと、
いつの間にか食べるようになっています。

本当に手がかかりますが、
スタッフの愛情に支えられて元気になりつつあります。


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