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編集長・原田のエッセイ 徒然ぐせ vol.184

徒然ぐせ

編集長・原田のコンテンツエッセイ
徒然ぐせ vol.184

徒然ぐせイメージ  近頃、散歩をスタッフと手分けして行くようになっていますが、私の担当の中で本当に言うことを聞かなくて手こずる2匹がいる。
それは、ベリーと北斗だ。北斗の変さは言葉にならないくらいだ。
部屋にいる時とはまるで違う犬になってしまう。
散歩に出ると突然走りだすし手が千切れるかと思うくらい引っ張る。
一緒に行くマロンが排便をしていてもお構いなしに引っ張って行こうとする。

 普通、何故だかわからないが2匹一緒に行くと1匹が排便や排尿をするともう1匹は終わるまで待ってくれる。
今までどの犬たちもそんな感じだったので北斗には驚かされる。
会社では猫や小型犬にも優しくて吠えたり噛んだりしたことがないのに外だとまるで別犬になるのだ。
よその犬を見るとワンワン吠えるし追いかけようとする。
自分勝手な行動をしてしまう。注意をしてもしても改善はしない。

 他のスタッフ曰く、「北斗の散歩は他の犬の倍以上疲れる。本当に行きたくない」とのことだ。気持ちは本当によくわかる。
私なんか肩にヒビが入って引っ張られると痛いのに、急に引っ張られるというのが毎日の出来事で治るものも治らないと思っていた。
本当に怒っても注意してもダメなんです。
もう十数年も一緒に散歩しているのに・・・と悩んでしまいます。

 次はベリーです。ベリーは、散歩でよその犬を見つけたらまるで2足歩行の犬のように立って走って追いかけるのです。
まるでエリマキトカゲが砂漠を走るような姿なのです。
躾がなっていないと反省しますが、どうしてこんなになったんだろうと気分が滅入ります。

 今年は、この2匹をもう少し良い子になるように散歩時にトレーニングしないといけないと思っていますが、改善できるかな?と不安です。
自分に甘いと見透かされているからな~。

●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。小誌編集長は犬も猫も大好きである。特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。今までどれくらい保護したことか…。(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)

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