精油を選んでみましょう。
自分に合った方法でアロマセラピーを楽しむのがポイント。
では、どんな精油を選べばいいのか?基本的には自分の好きな香りを選ぶと良いようです。
目安として目的別でお勧めの精油をご紹介します。好きな精油をブレンドしてみては?
お肌のお悩みにお勧めの精油(一例)
すべての肌悩みに良いのが「ローズ」。でも価格は少々高いので初めての方には
肌質を問わずに使える「ラベンダー」もお勧めです。
〈 ドライ〜ノーマルスキン、皮脂バランス 〉・・・イランイランなど
〈 ドライスキン、しわ、敏感、妊娠線 〉・・・ネロリなど
〈 ドライスキン、シワ、シミ、敏感 〉・・・ローズなど
〈 シワ、シミ、ニキビ、吹き出物、敏感、皮脂分泌 〉・・・ラベンダーなど
〈 ドライ〜ノーマルスキン、敏感、首のシワ 〉・・・サンダルウッドなど
〈 シミ、シワ、たるみ 〉・・・ローズ、ネロリ、カモ ミール・ローマン、
フランキンセンスなど
〈 ダイエット 食欲を抑えたり、脂肪分解に役立つ精油 〉・・・パチュリ、グレープフルーツ、
ローズマリー、レモン、ブラックペッパー、ジュニパーは部分的に暖かくなり、
肝系や腎系の働きを助けるのでマッサージオイルにしてもお勧め!
顔色で分かるお疲れサイン
顔色がいつもと違う…と思ったらお疲れのサイン。休むことが大切です。芳香や入浴、
マッサージなどでリラックスして、オンとオフを切り替え疲れを緩和しましょう。
● 赤 い ・・・ アレルギーなどの炎症で充血している状態。
引き締め作用のある、ローズがお勧め。
● 黒 い ・・・ 腎系の疲れのサイン。血行を良くしてくすみにいいラベンダー、
ゼラニウムがお勧め。
● 白 い ・・・ 貧血気味のサイン。ボディにブラックペッパー、ミント、
お顔にラベンダーやローズがお勧め。
● 青 い ・・・ 肝系の疲れのサイン。ボディにローズやジュニパー、
お顔にローズ、ローズマリーがお勧め。
● 黄色い ・・・ 消化器系の疲れのサイン。ローズ、レモンがお勧め。
からだの症状にお勧めの精油
● 子宮系・生理前など・・・クラリセージ、フランキンセンス、ベルガモット、
ジャスミン、ゼラニウム
● 便 秘・・・グレープルーツ、ブラックペッパー、マージョラム、レモンなど
● 脳の活性化・・・ローズマリー(血圧が少し上がるので注意)とレモンのブレンド。
五月病などにもお勧めです。
● 不 眠・・・ラベンダー、スイートオレンジ
● 副交感神経を優位にさせたい(リラックスしたい)・・・イランイラン、ラベンダー、
カモミール・ローマン、マージョラム、ネロリ、ローズなど
● ストレス状態でネガティブな気持ちが続くときに、
明るくホッとさせる香り・・・スイートオレンジ、グレープフルーツなど
お顔やボディに塗布する時はキャリアオイルで希釈しましょう。
精油は直接、身体につけることができません。
マッサージなどで身体に使用する時は、薄めるためのキャリアオイルと精油をブレンドします。市販のものでブレンドされているものもあります。
● 主なキャリアオイル
アーモンド、アプリコット、カーネル ・・・ビタミンが豊富で栄養価が高く乾燥に良い。
フェイシャルにもOK。
ホホバ・・・皮膚に近い成分で浸透率も高い。酸化しづらく肌なじみが良い。
肌にも髪にもお勧め。
カメリア ・・・UV-B対策や髪にも良い。ドロッとしているので他のオイルに混ぜると
使いやすい。
アボカド ・・・顔の乾燥に良く、ミネラル、ビタミンの宝庫。
夏は他のオイルと混ぜるのがお勧め。
この他、マカデミア、ローズヒップなどの植物オイルがあります。