毎朝の散歩を福岡城跡地にあるお濠を行くが、
毎年初夏になるとキレイな蓮の花が咲き誇り毎日楽しみの一つになっている。
そのお濠には、鴨などの多くの鳥がいて、咲いた後の枯れた蓮の中を楽しそうに泳いでいる。
しかし、毎年お濠の枯れた蓮はまた新しく蓮の花を咲かせるために枯れた蓮を刈ってくださっている。
数日かかって終了したようなのに端のほうがまだ残っていたので「今日で終わりですね」と作業をしている方に声をかけたら「もう終わっているんですよ。端の残りは、鳥たちのために残しておくんです」と返事が来た。
鳥たちのために残してあるというのです。なんて優しいんだろうと思わす感謝をした。
ここは福岡市の管轄だろうと思うが、動物にも優しさを忘れないで入れくださることに心から感謝をするし、その心配りは私たちも忘れてはいけない心だと改めて思い知らされた出来事でした。
お濠の周りを散歩している人たちにとって、鴨などの鳥たちが仲良く泳いでいるところを見ることができることだけで、とても心が癒されているのです。