夏のカラダを整える! 美肌・疲労回復・冷え解消に水のことをもっと知ろう!
水の種類と特徴 |
硬度とは
水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を表す。
量が少ないものを軟水、多いものを硬水といい、
日本では硬度100㎎/ℓを境に分けられている場合が多い。
軟水・硬水を使い分けて
軟水・・・水道水や日本で採水される水は、ほとんどが軟水。
ミネラルが少ないため、ものの香りや味の抽出力が強く、
コーヒー、紅茶、緑茶、ウイスキーなどの香りを大切にしたいものは、
軟水の方がおすすめ。ご飯も軟水で炊くとお米の香りがより引き出されます。
だしをとる時も、昆布や鰹のうま味が抽出されやすくなります。
硬水・・・カルシウムやマグネシウムの含有量が多い水。
マグネシウムは代謝を良くし、カルシウムは渋み成分と結びつくため、
苦みや渋みを除き、まろやかな味にします。
渋みや苦みのある緑茶をマイルドにしたり、深煎りのエスプレッソは
まろやかでコクのある味に!
肉料理に硬水を使うと、アクが抜けておいしくなります。
炭酸水・・・1880年代に横浜・神戸の居留地やホテル向けに、瓶詰めされた天然炭酸鑛泉水が
登場。炭酸ガスを含有する天然炭酸水とミネラルウォーターに炭酸ガスを注入した
ものがあります。 美容・健康面においての効能も多く、炭酸水に含まれる重炭酸が
疲労回復を助けたり、二酸化炭素が体内に入ることにより血行が促進され肩こりや
便秘の解消に繋がるといわれています。
硬水も炭酸水なら飲みやすくなるため、スポーツ後やダイエット中のミネラル補給
にも最適。ダイエットには、飲んだ時の満腹感や爽快感も魅力です。
炭酸水はグラスで飲んで!レストランなどで水がワイングラスで出てくるのは、温度や味わいを損なわないため。特に炭酸水は、足付きのグラスで飲むと、泡立ちもキレイで、よりおいしくいただけます。
※人体に必要な栄養素・ミネラルをミネラルウォーターをたくさん飲んで摂取できるという
ことではありません。
目的別!水の選び方と飲み方
水は楽しみながら飲む!・・・硬水・軟水・炭酸水(硬水・軟水)など、
たくさんの種類のミネラルウォーターが手に入るように
なりました。それぞれ成分や味わいが違うので、
好みに合せていろいろな水を試してみましょう!
朝 軟水・・・起床時は体がまだ目覚めていない状態。
睡眠中に失われた水分を補給し少しずつ体の機能を活発にしてくれます。
硬水・炭酸水・・・朝シャキッと目覚めるためや便秘解消にはマグネシウムが含まれる
硬水を。血行や代謝を良くする炭酸水は、ダイエットや疲労回復の
効能も。少し冷たくして飲むのもおすすめです。
運動後・入浴後 炭酸水・・・疲労回復効果があるので、汗をかいて疲れたときの水分補給に
最適。半身浴など入浴中に炭酸水を飲むと、汗をかきにくい人でも
発汗作用大。
夜 ※就寝中に約1ℓの水分が失われます。
硬水・・・カルシウムやマグネシウムがバランスよく含まれている中硬度の水で
ミネラル補給と水分補給を。寝る1時間前までに飲み、ゆったりと
リラックスして眠ると疲労回復に。