生後1カ月半ほど、小さな身体でうずくまっていた…
保護したときから、下半身不随だったジューク。
「この仔猫の将来は前途多難。安楽死をおすすめします。」という獣医師の言葉に涙したことは、今でも忘れられません。
助けたばかりの命なのに…「前途多難」って誰が決めるの?
絶対助ける!がんばろう、ジューク!!と
励ましあいながら、今日まで19年が経ちました。
圧迫排尿(膀胱を人の手で体外から押し、膀胱にたまったオシッコを出してあげる)のためか、たびたび膀胱炎になりましたが、嫌がりながらもお薬を飲み、回復してきました。
12~3歳ごろから腎不全にもなっていますが、
療法食(ロイヤルカナン腎臓サポートセレクションが好き)
&カルカンパウチ+コバルジン(腎臓病サポートのためのサプリ)を食べてくれ、今も食欲旺盛です。
ただ、食欲のわりに痩せてきて、不随の下半身は特に細く、
左右のお尻の骨のあたりに床ずれができています。
血行が悪いだろうし、冬の間、ベッドにもぐり込んで
寝てばかりだったせいでしょうか。
かかりつけ動物病院の先生に相談し、薬をもらいました。
殺菌・消毒作用の「ティートリー」と「ローション」を塗ることになりました。
床ずれが広がったり、感染症にならないように気を付けなければいけません。
ティートリーの香りは、介護する方も癒され助かります!
ケアは毎日のことなので、つい疲れがたまりイライラしてしまうこともあります。
こんな風に、ちょっとした“穏やかになる”“笑顔になる”“ホッとする”ようなことが、とても大切だと感じます。
ジュークと実の兄妹、ミルク(黒猫)も同じ19歳です。
幸いにしてミルクは高齢猫に多い腎不全も心臓疾患もなく、
歯槽膿漏で歯を何本も抜いたことくらいの健康体です。
ジュークは実家の母(今年ジュークは母の年齢を越しました)と姉家族と仲良く暮らしています。
ミルクは我が家の長老猫として、ほかの猫たちに頼られ、いつも誰かがミルクにくっついて寝ています。私もしっかり頼りにしいます。
これからも、元気に!よろしくね!!
ジューク、ミルク♡