高齢犬の金太郎とスキッパーの変化について
金太郎 16歳
金太郎は中型犬と言っていいサイズのオスです。
若い時は苦み走ったいい男というタイプの犬でした。
しかし今年16歳ともなるとだんだん高齢犬の特徴が出てきています。
❶ 声が低くなってきました。
❷ 後ろ足が弱くなって歩きだすのに注意がいるようになりました。
❸ 排尿が頻繁になりました。
❹ 粗相が多くなってきました。
❺ 少し認知の症状が見えるようになってきました。
❻ 散歩スタートはハイテンションで走ったり、帰りはノロノロゆっくり歩いたりです。
❼ 散歩も歩く距離がだんだん短くなってきました。
散歩の距離も疲れさせすぎないようにしないといけないので、
毎日の元気具合をチェックすることが大切なのです。
どんな時に喜ぶのか、楽しそうにするのかを見極めてあげなければいけません。
高齢犬は急に弱って来るという特徴があります。元気がなくなったと思ったら、急に元気になったりを繰り返したりします。金太郎も元気なのに脚がふらついたり、萎えるようになってきました。
まだ、食欲はあります。しかし、一番の特徴は排尿の時間が頻繁になって自分でも分からなくなってきているようなのです。
小型犬のスキッパー 15歳(推定)
中型犬と小型犬の老化の違いがあります。
❶ 白内障が進んでほとんど見えていない状態です。
❷ 耳も遠くなっているようです。
❸ 排尿の回数が極端に増えています。
❹ 水を良く飲むようになっています。徐々にではありますが腎臓が弱っているようです。
❺ 食べ物も肉などを食べると消化が悪くなっているようです。
❻ 後ろ足が少し弱って来ているようです。
スキッパーの場合まだ夜は良く寝ていますが、高齢になって来ると昼と夜が反対になりがちで、夜に動きまわって昼は寝ていることが多くなるようです。小型犬というのもあってまだ散歩には支障が無い程度の後ろ足の弱り具合です。
高齢になると認知が出ての問題は?
❶ 排尿や排便が我慢ができず、何時するのかわからないので、踏んだりして体を洗わなければならないことが多くなります。
❷ 散歩はドンドン行きたがりますが、急に走りだしたりしますので、リードをキチンと強めに持っていなければいけません。
◦認知の場合は予期せぬことをしてしまうことがあるのでしっかり見ておかないといけなくなります。
◦もちろん寝たきりになる場合もありますので、床ずれを起こさないようにしてあげないといけません。寝がえりを頻繁にしてあげることや、お尻に敷物を多くしてあげるなどの注意をしないと、すぐに床ずれができてしまいます。出来てしまったら本当に可愛そうです。