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仏像に会いに行こう!

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仏像に会いに行こう!

仏像は知れば知るほど奥が深くて魅力的!その姿は神秘的で楽しいもの!!そんな神秘的な世界に触れてみるのもステキ!

仏像は、仏教を開いたお釈迦様の姿を表したものです。基本的には祈りの対象で、心を穏やかにし、安らぎをもたらしてくれるものです。仏像は、人間が抱える様々な悩みをどう救うかを形で表しています。その仏像の世界を知り、仏像について学び、様々な仏像に出会って新しい自分を見つけるのも素敵な時間。さっそく仏像に会いに出かけてみませんか?

日本人である私達は、ほとんどの人が修学旅行で奈良や京都に行って、多くの仏像に出会った事があるので、大仏や観音様、弥勒菩薩を知っています。

しかし、私達は多種多様の仏像に出会っているにも関わらず、仏像の意味を良く分かっていないのが現実。仏像にはいろんな意味があり、いろんな姿があるのです。そこで、仏像の事を学んで、仏像のことは“おまかせ”といえるほどになると、もっと楽しめるようになってきます。仏像に会いに行くのは最高!です。心もおだやかに、元気になるパワーをいただける仏像に会いに行こう!!

仏像とは?

伝授当時は国の安泰を願って祈りましたが、衆生の間では病や貧困などからの救済や利益を求めて拝む対象ともなりました。仏像に苦しみを訴えたら手を差し伸べてくれる、というのが仏像なのです。

仏像はなぜ種類が多いのか?

人の悩みは千差万別。その衆生を救うためにはそれぞれ得意分野を持った仏がいるはずだと考えられました。病気で悩む人には薬師如来が助けてくれるし、あの世で救われたい人は阿弥陀如来が手を差し伸べてくれるなど、あらゆる形で救ってくれるものとなったのです。だから仏像の種類が多くなり、願望にも応えてくれたり、救済もしてくれる仏像が人間にとって力強い心の支えとなったのです。ではココでカンタンにお釈迦様について知っておこう

お釈迦様はインド北部のシャカ族の王子として生まれ、結婚、子宝にも恵まれましたが、人間はなぜこの世で苦しまなければならないのか、という根源的な問題の解明のため一切を捨てて出家しました。その後6年間さまよい、山林に籠り厳しい修行を重ねたり、瞑想に入ったりして35歳のとき悟りを開いたといいます。その後、各地で教えを説いてまわり80歳でこの世を去っています。

仏像はいつ、何処で生まれたのか

仏像は、仏教の開祖である釈迦を表現したものですが、仏像が誕生したのは、1世紀後半頃でパキスタン北部のガンダーラと北インドのマトゥラーの2カ所と言われています。日本には、中国、朝鮮半島を経て6世紀半ば頃に伝わってきました。
それぞれの仏像の役割を知っていますか?!

仏像にはさまざまなお姿があり、役割があります。仏像の姿によって役割が違ってきます。

  1. 如来(にょらい)
    如来像は悟りを開いた仏様のお姿を表現したものです。特徴としては、パンチパーマのような螺髪(らほつ)、シンプルな服装、水かきのついた手など。釈迦如来、薬師如来、阿弥陀如来、大日如来などがあります。
    重要文化財
    木造阿弥陀如来立像
    九州国立博物館所蔵
    写真提供:九州国立博物館
  2. 菩薩(ぼさつ)
    修行に励みながら人々を救う仏様。代表的なのが観音菩薩。人々の悩みに応じて千手観音、十一面観音、馬頭観音などに姿をかえたりします。他にも普賢菩薩、弥勒(みろく)菩薩、勢至(せいし)菩薩、など多数あります。
    重要文化財
    木造観音菩薩坐像
    観世音寺
    写真:太宰府市
  3. 明王(みょうおう)
    密教で生まれた像で大日如来の化身。強烈な憤怒の相をした仏像で敵対する悪魔や異教の神を払い、煩悩を打ち砕き衆生を救います。代表としては、不動明王を中心に降三世(ごうざんぜ)、軍荼利(ぐんだり)、大威徳(だいいとく)、金剛夜叉で構成されいる五大明王です。他にも大元帥(だいげんすい)明王、愛染明王、孔雀明王などがあります。
    重要文化財 不動明王像
    真木大堂(大分県豊後高田市)
  4. 天(てん)
    仏教に取り入れられ、仏法を守るインド古来の神々で、人々に福徳をもたらす仏像。仏様の世界の守護神、四天王(持国天、増長天、多聞天、広目天)や、梵天、帝釈天、金剛力士、毘沙門天、などがあります。
    重要文化財
    木造毘沙門天立像
    観世音寺
    写真:太宰府市
  5. 高僧・祖師
    各宗派の開創者を祖師、徳の高い僧を高僧といい、数が多く、例えば、唐招提寺を開いた鑑真和上や空也上人などです。
    重要文化財
    木造清賀上人坐像
    雷山千如寺大悲王院(前原市)

仏像には尊格のピラミッドが5階級あります。
如来から天までが仏像の4分類で偉い順に4階級、さらに実在の高僧・祖師の像を5番目に入れ、全部で5階級になっています。


重要文化財
木造馬頭観音立像
観世音寺
写真:太宰府市

重要文化財 木造観音菩薩立像
九州国立博物館所蔵
写真提供:九州国立博物館
撮影:山㟢信一氏