福岡市内の老舗フリーペーパー月刊SKIPは今年で21年目。福岡の女性を美しく元気に輝かせる情報を発信していきます。

マザールーフ誕生物語 なぜ編集部が作ったのかVol.1後編 

マザールーフ

SKIP編集部がなぜ「NPO法人 マザールーフ」を作ったのか。
マザールーフ誕生物語 vol.1 後編

    ▲栄養失調で行き倒れていました。輝いて生きて欲しいとサニーと名付けました。

救われた命を輝かせたい!“犬たちが第二の犬生を”歩めるように…。

 犬や猫たちと毎日一緒にいると、この救われた命を輝かせてあげたいと思うようになりました。
そんな時、テレビで欧米にはセラピードッグとして活躍している犬がいるということを知りました。

 “そうだ!保護した犬たちも癒す力をもっているのは、編集部でもみんなが実証しているではないか!”と。
どんな犬もなれるそうです。

 福岡で捨てられている犬たちは、ほとんどがミックス犬です。
里親になっていただきたいと募集しても、ミックス犬の里親になりたいという方はなく、サイズも大きいので家では飼えないというケースが多かったのです。

 だったら、「保護された命を輝かせてあげたい、生きていることで人間の役に立つようにしてあげたい、活躍して人間に認められるようにしてあげたい」と、
 NPO法人マザールーフを設立することにしました。
捨てられて保護された犬や猫たちを幸せにしてあげたいという願いから誕生しました。
北マロ2

NPO法人マザールーフの目的

❶ 保護した犬や猫の里親を探す

❷ 無駄な命を作らないための避妊・去勢の啓蒙活動

❸ 家族の一員を捨てないという啓蒙活動

❹ 保護した命をセラピードッグとして活躍させる

セラピードッグには、AAA活動とAAT活動の2つがあります。

AAAはアニマル・アシッティド・アクテイビティ=動物介在活動
AATはアニマル・アシッティド・セラピー=動物介在療法

医療の一部として活動するのがAAT活動です。
癒しを目的としたり、子供たちの情操教育の一環としての活動などに役立つのがAAA活動です。心を元気にしたりすることができるのです。

マザールーフの犬たちです。 Vol.1

  • 高齢だからと誰も引き取り手がいなかった「アビィ」

アヴィ

<出会い>  

 公園の管理事務室から、迷い犬を保護したが飼い主は現れず、高齢のため飼いたいという人もいないと電話がありました。
里親を見つけることは難しいので、マザールーフで引き受けることになりました。

<それから>

 シェトランドシープドッグのような可愛い風貌のアビィ(雄)。
保護当時14歳は過ぎていたと思われますが、ファンキーで、散歩も大好きでした。
歯肉炎からの抜歯手術や前立腺がんの手術なども行いましたが見事に回復!
数年後に徐々に衰えを見せ、最期は老衰で安らかに生涯を終えました。

 

  • ホームレスの飼い主から「処分してくれ」と言われた「金太郎」  
    金太郎

    <出会い>

     公園に居住していたホームレスの中年男性と4歳まで暮らしていた金太郎。その男性が公園を引き払う時に「もういらないから」と、マザールーフに連れてきました。
    その後何年も、中年男性を見かけると、ずっと目で追いかけていたのが忘れられません。

    <それから>

     ちょっぴり強面の風貌のせいで怖がられることも多かったのですが、とてもナイーブで、マザールーフで一番といってもいいほどお利口でした。
    若い頃からワンワンと吠えたこともなく、歳をとって吠えた時にはもう声がかすれて出ませんでした。
    12歳位から急性膵炎、前立腺がん、腎臓病などの病気にかかりましたが、大好きなおやつを食べて、自分で歩いて散歩にも行き、15歳まで頑張りました。
    ボランティアさんなど多くの人に愛された犬生でした。