夏に美味しいお茶の淹れ方
いつもと同じお茶でも、淹れ方を少し工夫するだけで、
ひんやり冷たく美味しい夏の一杯が出来上がります。
涼しさを呼ぶお茶の時間をいかがですか?
抹 茶
ふくよかな甘みと旨みがたっぷりの抹茶は、少しの量でも満足させてくれる一服。
< 水点て抹茶 >
抹茶を茶杓1杯半ほど茶碗に入れ、まず少しのお湯で混ぜておく。
そこに冷水を加えて茶せんで一気に混ぜ合わせ、氷を浮かべてくるくる回したら完成。
煎茶
渋み、甘み、旨みのバランスが取れた煎茶は、
淹れ方一つで味わいが変わってくる茶葉。
いつもより少し濃いめに淹れたお茶を、
たっぷりの郡の上に一気に注ぐオンザロックできりりと冷やして。
< オンザロック >
急須に、茶葉(約10g)と約80℃に湯冷まししたお湯(約210cc)を入れ、
揺すらず1分半ほど待ったら、氷の入ったグラスに最後1滴まで注ぐ。
玉露
独特の香りと濃厚な旨みが特長の玉露は、じっくり時間をかけて氷水出しすると、
トロントした甘みたっぷりの味わいに。
< 氷水出し玉露 >
急須に茶葉(約10g)を入れ、その上を覆うように氷を置く。
氷の上から急須いっぱいに水(約120cc)を入れ、
約15〜20分じっくり待って最後の1滴まで注ぐ。
ほうじ茶
きりっと香ばしく、さっぱりとしたのどごしのほうじ茶。
京都では食ごのお茶や毎日の水分補給として親しまれています。
<やかん出し>
やかんたっぷりの熱湯(約2ℓ)に2つかみ(約20g)ほど茶葉を入れ、
煮出さずそのまま15分ほど待つ。別の容器に移し替え、冷蔵庫で冷やしておく。