観光地、食べるところ…福岡らしさを堪能してもらうには?
福岡に遠くから友達が来たらどこに行こうか迷ってしまいます。綺麗な大濠公園や福岡タワー、志賀島など定番はもちろんですが、どこに行こうか調べてみました。
水郷柳川
城下町の雰囲気と川面から見上げる四季折々の美しさを楽しめる川下りの水郷柳川へ
柳川は城下町の雰囲気を持つ水郷の町。市内2km四方に延長60kmに続く網目状の掘割がめぐらされています。その掘割を船頭さんのさす竿に任せて清からな川面に浮かぶどんこ船で巡るのが川下りです。約4kmを1時間10分かけて巡り、四季折々の自然の美しさなどを楽しむことができます。春は川縁に咲く花々、夏は納涼船、秋は真赤に燃えるハゼの並木、冬はこたつ船と一年中楽しむことができます。ゆっくりと過ぎ行く時間の中で自然に癒され、爽快な気分を取り戻すことができます。
もちろん城下町だった柳川には見どころも多く、柳川藩主の別邸「御花」も見ごたえのあるお勧めスポットです。なんと敷地全体は約7,000坪で「立花氏庭園」は国名勝に指定されています。敷地の中の絶景で名高い作庭「松濤園」の美しさは縁側に座ってずっーと見ていても見飽きないほどです。邸宅内には、柳川藩主立花家の縁の品々を見ることができます。
柳川といえば文学詩人北原白秋が有名で、北原白秋が生まれ育った生家があり、白秋の数々の文学に触れることができます。
他にも旧戸島家住宅などがあり、情緒あふれる街並みを散策するのもお勧めです。福岡市内から西鉄電車で45分、車では1時間で行ける柳川は魅力が溢れています。柳川で食べたい「うなぎのせいろ蒸し」 柳川では、うなぎのせいろ蒸しの美味しさは格別です。少し甘めのごはんの上に、うなぎを乗せて蒸してあります。肝吸いと一緒に食べると美味しさは絶品です。
春は柳川の雛祭り「さげもんめぐり」が4月3日まで開催中
柳川では昔から女の子が生まれると、子供の成長を願ってひな壇と一緒に色とりどりのさげもんを飾って祝いました。柳川まりや山のもの、木になるもの、水中のもの、動物、人形などの細工を、7個を7列に下げ輪に結んでつくったものが「さげもん」です。期間中は色鮮やかで温かい雰囲気の柳川雛祭りを、商店街や各店舗などで見ることができます。