編集長・原田のコンテンツエッセイ
徒然ぐせ vol.174
毎年春が来ると小さな猫たちがやって来きます。もうすぐ春がやって来るので、今年も子猫がやってくるんだろうか?と気が気じゃないのが本音です。
子猫がやって来ると大変なのです。寝不足はもちろんのこと、心労や金銭的にも参ってしまうのです。うちにやって来る子猫は手の平に乗るくらいの子猫が多いので育つかどうか?の心配がまず最初なのです。そして、3時間おきにミルクや排泄をしてあげないといけないのです。ミルクをガブガブ飲む子猫の場合は健康に育ちますが、なかなか飲まない子猫は大きくなるのに時間がかかるし、病気になりやすいのです。1~2週間もすると爪が伸びたり汚れたりしてくるし、ストレスが溜まらないように遊んでやらないといけなくなるしで大変なのです。
もちろん里親探しも併用しながら探さなければならないので超多忙になってくるのです。里親さんを探すのも、ついつい厳しい条件を出してしまうのです。厳しい条件と言っても、せっかく救った命を全うさせてくださる人で可愛がって下さる方を希望するので、ついつい厳しくなるのです。条件に合う方を探しても猫との相性もあるので心配ごとも増えるのです。
また、あんな日が来るのかと、今からドキドキしてしまうのです。そんな中で一番の思い出は、子猫が私たちの家に向かって歩いてきた出来事です。これには本当に驚愕しました。「何でココは保護してくれると分かったのかな?」「ココは大丈夫だと思ったのかな?」と皆で話し合ったものでした。
おかげさまで、去年は運良く里親さんが全部見つかり皆幸せに暮していますが、今年はどうなのか分からないので、心から子猫が来ないことを願っています。
●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。
小誌編集長は犬も猫も大好きである。
特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。
今までどれくらい保護したことか…。
(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)