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編集長・原田のエッセイ 徒然ぐせ vol.194

徒然ぐせ

編集長・原田のコンテンツエッセイ
徒然ぐせ vol.194

エッセイ,里親募集,猫,犬,保護,動物好き,福岡

 犬たちには快適な季節になってきたようで元気に毎日を過ごしています。
 散歩で走っても、はつらつとしているようで、ボランティアさんが散歩に来てくださると尻尾を千切れんばかりに振って迎えています。多頭で散歩をせずに、1頭だけで散歩に行けるし公園を走って遊んでいるようです。この頃、ボランティアさんが散歩に来られることが多くなっているので、犬たちは大喜びなのです。もちろん、スタッフも大喜びなのです。
 犬や猫を多頭飼いしていると、どうしても愛情が行き届いていないこともあると思います。そんな時に、ボランティアさんの愛情がとても役立っているのです。愛されているということを動物もよく知っているのです。そして、愛されていることで喜びがいっぱいになるのです。愛情を与えてもらったり、与えたりすることで幸せだということを感じるのは人と同じように動物にもあるのです。そうなると顔に穏やかさが現れてきます。
 今、ボランティアさんに週に何回も来ていただいているので、犬や猫たちも人見知りをせず、大好きな人が増えているので楽しそうです。
 保護してうちにやってきた犬たちが、穏やかな顔をしているのを見ると「うちに来て良かったね」と思うのです。もちろん、「縁あってきてくれてありがとう」とも思います。
 犬や猫たちが、私たちに与えてくれたものは計り知れないものがあります。めげそうになる時も、この子たちがいるから頑張ろうと思うし、つらいと思う時は傍に寄り添っていてくれる。本当に感謝でいっぱいになるのです。きっと、ボランティアの皆さんも癒されてくださっていると思います。
 これからもっと良い関係を互いに作りあげて、幸せを与えあえるようになったらもっと嬉しく思います。

●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。
小誌編集長は犬も猫も大好きである。
特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。
今までどれくらい保護したことか…。

(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)

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