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編集長・原田のエッセイ 徒然ぐせ vol.197

徒然ぐせ

編集長・原田のコンテンツエッセイ
徒然ぐせ vol.197

エッセイ,里親募集,猫,犬,保護,動物好き,福岡

 犬や猫たちがやって来てもうずいぶん経ちましたが、まだまだ犬や猫も元気に過ごしています。同居も長くなると犬や猫たちと人間の関係が逆転し始めています。人間たちより犬や猫の方が大きな顔をするようになっているのです。人間たちが仕事をしている部屋にもどんどん犬や猫が押し寄せて自由に暮らしているのです。仕事が忙しくなってサークルの中に入れると、ワンワンと大きな声で出せ出せコールが始まりうるさくなるのです。ついつい根負けした人間が外に出すと走り回って抗議をされる始末です。猫は猫で、何を訴えているのかニャーニャーと驚くくらいの大声で鳴きます。何を要求しているのか分からずにオロオロしてご機嫌をとろうとすると、今度は椅子に飛び乗り寝てしまったりします。
 しかし、犬や猫と一緒にいると人間たちにもいいことはあります。セラピー効果を実感しているのです。心も癒されて穏やかになっているのは事実です。仕事の他にも忙しくなるのに、いることでホッコリする気持ちがあります。犬や猫が小さなベッドに重なり合って寝ている姿を見るだけで嫌な気持ちがスッーと消えるのは不思議な気分です。
 もちろん他にも、一緒にいると、犬や猫に異変が起こってもすぐに対処ができるので安心でもあります。食べたものを突然戻したりしてもすぐ発見できるし、具合が悪いのがすぐにわかることがメリットとして大きいのです。動物は、本当に症状が急変することがあるので時間との勝負になることもあるからです。多頭飼いをしている場合も最も注意が必要なことですから、うちは特に注意が必要だと思っています。癒されて助かっている分大切にしないとと思っています。  といいながら、この間動物病院で60㎏もある大型犬を見たら大型犬が欲しいなと思ってしまったので、ダメダメと自分を戒めています。だんだん高齢になってくるので、散歩に連れていけなくなるかもしれないと、自重しようと思っています。

今いる犬や猫を大切にしようと思います。

●タイトル「徒然ぐせ」とは…かの有名な「徒然草」をもじったものである。
このエッセイにあたり編集長のクセをタイトルにすることとなった。
小誌編集長は犬も猫も大好きである。
特に捨てられている犬・猫を見つけると会社へつれてきては保護する、つまり連れてくるクセがあるのである。
今までどれくらい保護したことか…。

(ちなみに編集長に保護された犬や猫は、すべて心やさしい里親に育てられていることは追記しておく。)

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