SKIP編集部がなぜマザールーフをつくったのか…
NPO法人マザールーフの誕生物語 Vol.6前編
里親探しは難しい?マザールーフでは、せっかく保護した命を大切にしていただける方を一番に考えています。マザールーフの里親探しは イロイロなパターンがありました。
里親さんを探す時、いつも最後は保護した犬・猫たちが決めるのです。
マザールーフでは、基本的には保護した犬や猫は里親に出したいと考えています。今までも、多くの犬や猫が里親さんの元で幸せに暮らしています。本当にありがたいと思っています。
里親さんを決めるのは大変です。何を基準にしたらいいのか?と、とても悩みましたが基本的には「この家で良い」というのは犬や猫たちの決定に従うようにしました。
犬たちは、里親さんになるかもしれない家に連れて行ったら、家の中を自由に動き回ってチェックする。そして帰ろうとすると自分でこの家で良いかどうかを私たちに返事をするのです。この出来事に最初は、驚きましたが何度も里親さんの家に行くと同じようなことが起こったのです。犬たちも自分がこれから安心して暮らしていくのに人と環境を選んで決めるんだと実感しました。犬たちは、この家と決めた時笑顔になります。本当に驚くほど分かりやすいんです。
そうして、マザールーフでは沢山の犬や猫たちを里親に出しました。 今も幸せに暮らしています。
里親さん宅から戻って来た犬もいます。
生後1カ月くらいで保護して、生後半年位で里親に行った犬が、里親さんの事情で帰ってきました。私たちは、飼えなくなったと連絡をしていただいたので本当に良かったと思いました。
捨てられることもあるでしょうし、動物愛護センターへ持ち込まれることもあるだろうと思うからでした。里親に出したからといって安心とは言えないと実感しました。
寄付のお願い
ぜひ、医療費としての寄付をお願いします。 |